ホーム→便利手帳

Life Knowhow 便利だよー

炊事

菜の下ごしらえは根水葉湯
 一般に野菜の下ごしらえは地上にできる野菜(白菜、キャベツ、豆、ほうれん草など)は湯が沸騰してから入れます。反対に、地下にできる野菜(芋、大根、人参、レンコンなど)は水の状態で入れて下ごしらえします。

サトイモの皮をむくときには食用油を手に塗る
 サトイモや長いもの皮をむくと、仲良くなって困ります色ヨーヨーを少量を手に落とすと全体に塗ってから下向きをします脂が手の皮膚を保護するのでかゆくなりませんまた使用や装丁につけてもかゆい防止になりません

魚介類は穴空きポリ袋に入れて冷凍する
 魚介類は生ゴミ用の穴空きポリ袋に入れて冷凍すると大変便利です。解凍するときはポリ袋を水道の蛇口に結び付けチョロチョロと流水にさらします。このとき、水が穴から下に流れ落ち、それと一緒に魚介類独特のいやなにおいもすっかりとれてしまいますから、おいしく料理することができます。

魚は「海腹川背」で焼く
 昔から魚の焼き方は「海腹川背」と言われています。サバ、マグロなどの海魚の切り身は腹の方から、アユなどの川魚は背の方から焼くと身が引き締まって、形くずれせず、美味しく焼けるというものです。

スパゲティをゆでる
 お湯が沸騰した時にマーガリンやバターもしくはサラダ油を少量入れる。油膜ができて吹きこぼれず麺同士もくっつきにくくなる。

米びつにサンショウを入れると虫がつかない
 サンショウは虫除けになります。サンショウの葉をよく乾かします。葉がかけて混ざらないように、ガーゼに包んで米びつの中に入れておくと虫がつきません。

タコはコルク栓と一緒に煮る
 タコを煮るときに、煮汁の中にワインなどのコルク栓を一つ入れておきます。入れない場合よりずつとやわらかく煮えるから不思議です。イカを煮る場合もどうぞ。

かたくなったハムは牛乳につける
 かたくなったハムは、牛乳につけておきます。そうすると、牛乳を吸つて、新鮮さを取り戻します。また、冷蔵庫に保存するときに、切り口にバターを塗つておくとひからびることもありません。

麦茶に塩を入れるといい香りになる
 夏場は特に麦茶のサッパリとした味が好まれます。麦茶は、沸騰した湯に麦をいれて、グラグラしない程度の火で煮出します。麦を入れるときに、ほんの少し塩を加えるようにすると、香りがいつそう引き立ちます。

揚げ物の油温
 食品や衣に含まれている水分が油で熱せられて水蒸気になるため浮き上がる性質を利用して油の中に衣を少し落として鍋底まで落ちて浮き上がってくる場合は約150〜160℃、中程途中で上がってくる時は約180℃。


掃除

下駄箱の中棚には紙を
 棚板には古いカレンダーや古新聞を重ね敷きすると汚れ防止はもちろん靴の湿気も取ってくれる。

木製品の家具の手入れは水拭きとから拭きが基本
 様々な材質や塗料が使われているので、洗剤拭きすると光沢などがなくなることもあります。かたく絞った雑巾で拭いたあと、乾いた雑巾でから拭きしてツヤを出します。白木などはとくに要注意。年に一度ワックスをかけるときは専門店で相談しましょう。

天井のほこり落とし
 天井のほとんどの材質はシミになりやすいので絶対に濡らしたり、洗剤をつけてはいけません。手軽なのはほうきの先に古いストッキングや、Tシャツをかぶせてなでるように払う方法。蜘蛛の巣や、煤なども綺麗にとれます。

蛇口まわりは歯磨き剤やアルミホイルで磨くときれいになる
 金属パイプが腐食すると、白いポツポツが出たりします。これを取るにはアルミホイルがお役立ち。光沢がある面を表にして折りたたみ、水でぬらしてからこすります。サビ取りと磨き剤の効果がある。歯磨き剤をつけてこするのもおすすめです。

トイレ
 軽い汚れなら、トイレ用の洗剤をかけて1、2分待ち、トイレ用の柄付きブラシでこすればキレイになる。洋式トイレでブラシが届かないふち裏の部分は、歯ブラシかわりばしに耐水性のサンドペーパーを巻き付けたもので磨くと汚れが落ちるよ。さらにガンコが汚れには、汚れ部分にトイレットペーパーを貼り洗剤をかけ、そのまましばらく待つ。汚れが浮いてきて落ちやすくなったら、歯ブラシでこすってみて。それでも取れない汚れがあれば、やはり耐水性で目の細かいサンドペーパーを使って、傷がつかない程度に軽くこすって汚れとバイバイ!
 意外に汚れている便座まわりは、掃除機でゴミやホコリを取り除いたらぞうきんをかけて。便器の外側は、手軽でしかも除菌効果もあるトイレ用の掃除シートが1枚あれば、厚手で丈夫なので、便座はもちろん、便器まわりまでふき上げられる。ふいてそのままトイレに流せる手軽さが何よりもウレシイ。

置物のホコリは筆や掃除機を使うときれいに取れる
 壊れやすいものや、細かな部分にたまったホコリは、筆の先を使って払うようにします。また、ユニークな方法として、一か所穴を開けておいた大きめのビニール袋に置物を入れて、絞った口のから掃除機の先を入れて吸い出します。ぬいぐるみにも効果的です。

照明
 気がつかないうちにホコリやタバコのヤニで汚れてしまうのが照明器具。定期的に掃除をするのが一番! まず、取り外せるカサや電球は外してお掃除をスタート。外したカサは住居用洗剤でていねいに拭いて汚れを落とそう。一体型の照明、布や和紙のカサは、ハンディタイプのモップで拭き取るだけでもOK。また、照明器具を選ぶときは、電球が外しやすいなどメンテナンスが簡単なものや、虫が入りにくい構造のものにすると、よりお掃除がやりやすくなる。ほかに蛍光灯のランプは2 年ほど持つので、どうしても汚れがたまりがち。油をよく使うキッチンやダイニングのランプを掃除もせず放っておくと、通常の明るさよりも約40%も暗くなってしまうのだ。照明がキレイになると、部屋が明るく、お料理も人もキレイに見えるからうれしい。

窓ガラスはぬらした新聞紙でふく
 丸めた新聞紙をぬらして、窓ガラスをふいてみてください。ガラスの汚れがきれいに落ちます。印刷インクの油が汚れを落としてくれるのです。また、インクにはツヤ出しの効果もあります。仕上げは、乾いた新聞紙で少し力を入れてふきます。これで窓ガラスは驚くほどピカピカになります。

汚れ

畳のしみ抜き

カーペットの原因不明の汚れはレモンでこすってみる
 ふと気がついたら、知らぬまにカーペットにシミができていたという場合も多いものです。こんなときは、まずお湯でふき、次にレモソの輪切りでていねいにこすってみましょう。たいていのシミはこの方法で消えてしまいます。

白いカーペットには小麦粉をふりかける
 白いカーベソトはうす黒くなりがちです。そんなときは小麦粉かベビーバウダーを思いきりふりかけます。それからブラシでよくこすり、あとは電気掃除機で吸いとります。こうすれば、もとの真っ白なカーベットにもどります。

換気扇の汚れは小麦粉でとる
 キッチンで最も汚れるのが換気扇。油と煙のススでベタベタになってしまいます。この汚れ落としに小麦粉が威力を発揮するのです。換気扇を分解したら、小麦粉をまんべんなくふりかけます。しばらくおくと油が浮いてきますので、熱い湯でしぼった布でふくと、汚れはすっきりとれてしまいます。その後は衣類の柔軟仕上げ剤を塗っておくと汚れが付きにくくなります。
 換気扇を洗った後は石鹸水を羽の部分に塗っておきます。こうしておくと油汚れが付いても次に洗うときにすぐに汚れが落ちてとても楽です。

毛布についた毛や糸くずはぬらしたスポンジでふきとる
 朝、目が覚めたとき、毛布に髪の毛や糸クズがついているのは気になるものです。かといって朝の忙しい時間に電気掃除機を引っばり出すのもおっくうだし‥。そこで、水にぬらしてかたく絞ったスポソジでサッサッとぬぐうようにします。からみついた糸クズや髪の毛も簡単にとれてサッパリします。

薄黒くなったガラス器は塩で磨く
 長い間しまいぱなしにしておいたガラス器が薄黒くなってしまっていたら、塩を使って磨きます。柔らかめのふきんに酢をつけて磨くだけでもとの透明さ、輝きがよみがえってきます。

血液のシミは大根おろしで落ちる
 血液のシミはお湯で洗ってはいけません。熱で血液の成分が凝固してしまうからです。必ず水洗いするようにします。それでも綺麗に落ちない頑固なシミや時間が経ってしまったものには、大根おろしを少量、ガーゼなどの布にくるんで、血液の染み込んだ部分を丁寧にたたきます。大根に含まれている酵素(ジアスターゼ)の働きでシミは跡形もなく消えてしまいます。

壁の汚れ
 砂壁の埃はハケブラシでやさしく払います。目立つ汚れや落書きなどは目の細かいサンドペーパーでこすり落とせます。漆喰の壁や壁紙は柔らかい布で表面を払い、気になる汚れは消しゴムでこすると落ちます。ビニールシートの壁紙なら住宅用洗剤をつけてこすり拭きすることも可能。板壁は水拭きが無難。住宅用洗剤を使うときは塗料に影響が出ないか試し拭きを。

洗面器やバスタフの汚れはシャンプ剤でこする
 風呂場のヌルヌルした汚れや黒ずみは、もともと体から出た老廃物も原因のひとつ。本当は体の汚れを落とす石鹸や、シャンプ−でもよく落ちるのです。シャンプーは泡立ちがいいので、使う量が少なくてすむのと、手荒れしないのがメリット。

タイルの目地汚れは、漂白剤をつけたペーパータオルでパック洗いする
 汚れのひどさに応じて、漂白剤か、または住宅用洗剤、またはお風呂用洗剤の原液を洗面器に入れておきます。ペーパータオルを一枚ずつ、この液につけてはタイルに貼っていくのです。しばらく放置して、あとは水洗いするだけできれいになります。

陶器の薄墨色の汚れはサンドペーパーでこすり落とす
 水洗タンクの水受け部分の汚れは、黄ばみなら還元型漂白剤をつけて、ブラシでこすります。男ずみならクレンザーを。これで落ちないときは、日の細かい耐水サンドペーパー(1000番)でこすり取ります。

たたきの汚れは洗剤を付けたブラシでこする
 住宅用洗剤や洗濯用洗剤を使って掃除ブラシやたわしでゴシゴシこすると見違えるようになります。その時、水を少な目にして泡を立てないようにするのが洗い流しを楽にするコツ。マンションなどではいったん、ぼろ布で泡を拭き取り、雑巾で仕上げ拭きします。

レンジの汚れ
 五徳、バーナ、受け皿は木べらで大きな汚れをこそぎ落とし、シンクに洗剤液を入れたゴミ袋の中に浸す。グリルなどの油汚れは小麦粉や重曹を汚れに振りかけて、しばらく置き、ゴム手袋をはめて粉を集めながら油汚れを取り除きます。魚の脂を吸い取り脱臭効果もあります。あとは水拭きで仕上げます。

水垢
 電気ポット、ヤカンなどの茶色い輪じみの水垢を落とすには水を張りコップ半分くらいの酢を入れて煮沸。沸騰したら更に半カップの酢を入れて約1時間放置。酢のにおいをとるために水だけを沸かします。

畳にこぼしたパウダーは塩を撒いて取る
 畳にこぼしたパウダーや灰は、何度掃いても出てきてきりがありません。こんなときには、租塩をまいてから掃くようにします。畳の目の間の粉まで租塩にくっついてスッキリと取れてしまいます。

レ−ス編みはシーツに縫いつけて洗う
 レース編みやししゅうなど、ほつれて困るものの洗濯は、大きなものならシーツに縫いつけて動かないようにして、レースを内側にたたんで洗います。小さなものはタオルにはさんで、タオルごと手洗いするようにすると傷みません。

畳は酢をまぜた水でふく
 畳は湿気を嫌うので、普段の掃除では空ぶきが原則。でも薄汚れてきたときは、次ぎの方法でリフレッシュさせます。バケツ半分ほどのさかずき1杯の酢を加えたもので雑巾がけをします。雑巾は固く絞ってから、もう1枚乾いた布でくるんでふくと畳をあまり湿らせません。酢には畳の黄ばみをとる漂白効果があり、もとの美しさにもどります。

ポリ浴槽の湯アカは酢と歯磨き粉で落とす
 ポリ浴槽についた湯アカの汚れは、意外にガンコで浴槽洗剤でもなかなか落ちません。こんなときは、まず浴槽に酢をぬります。3時間ほどおいてから、漂白剤入りクレンザーを住居用洗剤でとかしたものをスポンジにつけてこすります。さらに、これを洗い流して十分乾かしてから、布につけた歯磨き粉で磨くと、ガンコな汚れも、うそのように落ちてピカピカに仕上がります。

灰皿についたヤニは塩でこする
 灰皿にいつのまにかたまったヤニは、こびりついてなかなか取れないものです。こんなときは、塩をひとつまみふりかけ、コルク栓でこすります。コルク栓がなければボロ布でもかまいません。こうしておいて水で洗えばガンコなヤニも簡単にとれてしまいます。

ホーロー製品の焦げつきは重曹でとる
 ナベなどホーロー製品は、たとえ焦げ目がついても、タワシやスチールウールなどでゴシゴシこすらないようにしましよう。細かい傷がついてしまいます。焦げ目がついたときは、スポンジをぬらし、ひとつまみの重曹をつけてこするようにします。

におい

室内や食器棚のにおいは番茶をいぶすと消える
 食器棚には食品のにおいや漆器のにおいなどがまざって独得のにおいがこもります。そこで、深めの皿に番茶を入れ、燃やしていぷすと、いやなにおいをとってくれます。

生ゴミ用ポリバケツの底には クレンザーをまいておく
 防水ゴミ袋を使っても、生ゴミ用のポリバケツの底には、いつのまにか水がたまってしまうものです.そこで、ポリバケツの底にクレソザーをたっぷりめにかけておきます.流れ出た水分を吸収し、いやなにおいもたちません。

洗面台はレモンの切れはしでこする
 頗を洗ったり、歯を磨いたりする洗面台はいつも清潔にしておきたいものです。ふだんの掃除のときに、レモソの切れはしでこすります。においもさわやかで、黄ばみなどの汚れもとれてしまいます。

コーヒーかすを生ゴミにふりかける
 コーヒーかすにはいろいろな利用法があります。生ゴミにふりかけるか、生ゴミ箱に入れておくと脱臭効果があり、脱臭剤の代わりになります。また流しに流してしまってもにおい消しなっていいものです。

電子レンジ
 2つほどのミカンの皮をちぎって入れてチン!すると、中にこもっていたにおいは気にならなくなります。

修理

ホーロー浴槽の傷はマニキュアで直す
 ホーロー俗槽についた傷は、早めに手入れをしないとさぴついていきます。傷がついたときには、クレソザーて汚れを落とし、乾かしてから、傷の表面に透明のマニキュアをぬります。こうしておくと、さびてくる心配が参りません。

出なくなったボールペンはたばこのフィルターで
 インクはまだ残っているのに先の部分がつまってしまって、ポールベンが書けなくなるということがよくあります。そんなときは、たばこのフィルターの中にポールベンの先をつっこんで、手早くクルクル回してみましょう。インクがスムーズに出るようになります。

窓わくにペンキをぬる時は
 窓ガラスにせっけんを窓わくにベンキをぬるとき、ペンキがガラスにつかないよう新聞紙などで覆いますが、もっと簡単な方法があります。水に少しつけてやわらかくなったせっけんでガラスの表面をぬっておきます。ベンキをぬり終わってからスポンジでサッとふくと、飛び散ったペンキも簡単にとれ、同時に汚れも落ちてしまいます。

桐タンスのへこみにはアイロンを当てる
 桐ダンスはやわらかいものなので、うっかり物をぷつけるとへこんでしまいます。
少々のへこみのときにはその部分に濡れタオルを当て上から100℃くらいのアイロンをゆっくり当てましょう。これを5〜6回繰り返すとへこみがふくらんで元にもどります。

からまったネックレスは パウダーをかけてほどく
 ネックレスやプレスレプトの鎖がからまってしまったら、両手にはさんでもんでみます.そのとき、からまった場所にベビー・パウダーをふりかけると、滑りがよくなり、いっそう楽にほどけます。

畳の焼け焦げは接着剤でかためる
 畳にうっかりつくってしまった焼け焦げ薄い焦げなら、オキシフルをふくませた布でたたいて脱色すれば目立たなくなります。ひどいものは、台所用のスチールウールでこすって炭化した部分を取り除き、ほつれないよう穴のまわりに接着剤をつけてかためておきます。

でこぼこのビニールタイルは アイロンをかけて直す
 ビニールタイルやリノリウムの床材は、キッチンによく使われていますが、湿気を含むと接着剤がはがれ、浮いてきてしまいます。直す方法は、まず浮いた部分にアイロンを当て、熱で接着剤をやわらかくします。このとき必ず床の上にアルミホイルを敷き、その上から当てること。あとは、電話帳などの重しをのせてくっつかせます。

さびた金具はアルミ箔でこする
 さぴた金具、金物類や、どうしても落ちないナベ底の汚れなどは、アルミ箔てこすります。アルミ箔を水につけ、クレソザーをぬってこすると、汚れやさぴは楽に落ちますし、手も荒れません。

さび付いたネジはアイロンをあてて抜く
 さびついてしまったネジは、なかなか抜けないもの。こんなときには、ミシン油を1、2滴たらしてからネジの頭にアイロンの先をつけ、2、3分温めておくと、簡単に抜けてしまう。

ペンキ塗りにはスポンジを使う
 ハケを使ってペンキをむらなく塗るのはむずかしいものです。古くなった台所用のスポンジを使えば、ずっと簡単にペンキ塗りができます。ゴム手袋をはめたうえで、スポンジにペンキを十分しみこませてぬればいいのです。
 部屋の天井や壁などにペンキを塗ったときは、塗料独特のにおいが部屋の中にこもってしまいます。こんなときには玉ねぎを八つ切りにして部屋の中へ置いておくと、においは不思議に消えてしまいます。

ニス塗りテーブルの輪ジミはマヨネ−ズで消える
 ニス塗りのテーブルに熱いナベなどを置くと、たちまち白い輪ジミができてしまいます。こんなときは、まず布にアルコールを含ませ、シミのうえに置きます。2、3分たってから、シミのまわりを内側から外側に向かって軽くふいていきましよう。輪ジミのまわりのニスがアルコールでとけ、シミを隠してしまいます。また、マヨネーズをうすくすりこみ、やわらかい布でふいても、かなりシミがとれます。

保守管理

鉄ナベは茶ガラで錆を防ぐ
 鉄ナベは赤錆がつきやすいがこれを防ぐにはよく水気を切っておく事が一番。そして時々ふきんに包んだ茶ガラで拭くようにする。お茶のメラミンが鉄と化合して膜を作る。

銀器はジャガイモのジュースで磨く
 ジャガオモを下ろし金でおろし、それを柔らかい布に少しずつ付けて銀器を磨きます。ジャガイモジュースで拭き終わったらカスをきれいにふき取り、せっけん水で洗い流しして熱湯につけます。あとは熱いうちにきれいに拭いて水気を取るだけです。

ガラス製品はジャガイモを使って洗う
 コップやフルーツ皿、花瓶などのガラス製品もピカピカに磨きあげる方法です。コップなどの中にジャガイモの皮を詰めて水を注ぎ、よくふって洗います。ひどい汚れの場合はそのまままる一日おきます。見違えるほど透き通ってきれいになります。

ガラス器は麻のふきんで拭く
 ガラスのコップは中性洗剤をぬるま湯にとかしてスポンジで洗います。洗った後を付近で水気をとる抜き取るのでなく乾いたふきんの上に伏せて自然に火乾かすようにしますさて仕上げは朝の付近で富貴あげるのがピカピカにすること不思議なことに朝の付近で拭くと誇りがつかないのです。

アルミ製品は始めに米のとぎ汁で煮る
 アルミニウム製品を扱っているうちに黒く変色します。これを防ぐには、はじめに米のとぎ汁で煮沸することです。しばらく煮ていると銀色の幕ができて、表面を保護するからです。 また酢を大さじ2杯ほど入れて煮沸しても変色防止になります。

ゴム製のガス管にはアルミ箔をまく
 ゴム製のガス管は油に弱いものです。油の飛び散りやすいガスレンジのゴム管には、アルミ箔をまいておきましょう。アルミ箔は油を吸わないのでガス管を保護し、汚れてもすぐ取りかえられます。

木製品
 洗剤ふきをすると光沢が無くなろことがあります。固く絞った雑巾で拭いた後、乾いた雑巾で乾拭きしてつやを出します。

テーブルの輪ジミ
 ニス塗りの家具の上に熱いコップを置くと白い輪ジミができますがこれは指に布を巻き付けて消毒用アルコールをつけて何度かこするとほとんど消せます。ラッカー塗りの場合はたばこの灰を水につけてこすれば目立たなくなります。

毛足のあるクッションやぬいぐるみはシャンプーで洗うのも手
 クリーニングに出すしかないと思いがちですが、ぬるま湯を使って手早くやれば自宅で手洗いできます。洗剤はウール洗い用かシャンプー剤が安心して使えます。セーターを洗うときの要領で。什上げにリンスも入れると手触りもなめらかです。

革製品の手入れ
 本革服
 汚れたまま放置すると固くなったり変色するので、早めのお手入れを。乾いた布でから拭きしてから、革用クリーナーで汚れを落とします。かなり汚れていたらより強力な靴用クリーナーを使うと効果的ですが、色落ちする可能性もあるので注意して。仕上げは革用クリームをぬり込んで、再びから拭きします。
 合皮服
 合皮素材の多くはポリエステルなので、水を固く絞ったタオルで軽く拭くだけで大丈夫。襟元や裾の内側など汗汚れのついた部分は、その前に中性洗剤を薄めた液(800倍)で拭いておきます。ツヤがなくなった部分は、合皮用のクリームを塗れば光沢が戻ります。

 レザー・ジャケットの収納法
 レザー・ジャケットは布製(古ワイシャツでもよい)カバーをかけて、吊してタンスに収納。たたんでしまい込むと、カピ発生の原因にもなるので、頻繁に開け閉めするタンスに収納します。
@前ボタンをはずして、両袖を内側こ折り込みます。
A後ろ身頃の背中の繕い目に合わせて、縦半分に折って収納。

 レザーブーツ
 表面の汚れをブラシで落としてから、靴用クリーナーで拭き取ります。底に近い部分は特に丁寧に。内側は水を固く絞った雑巾で軽く拭きます。靴用クリームを塗り、最後に防水スプレーをかけておくと汚れ防止になります。

 ブーツの収納法
 場所をとるブーツは吊して収納するのがベスト。S字フックと強力ピンチを使ってかけておくか、古ストッキングに入れてひもで吊しておきましょう。また、形くずれ防止にはシューキーパーが必需品です。

クローゼット収納の注意点
 「確かに衣装ケースへの入れ替えといった重労働は軽減されますが、保管という点ではあまりお勧めできない」。というのも季節衣料と季節外衣料が混在するので湿気が移りやすく、カビや虫食いの被害に遭いやすくなるからだ。
 それゆえにポイントは湿度管理と食害対策の2つ。冬物衣料に気を配りつつ、サマージャケっトなど夏物をしまうことが大切です。
 湿度管理
 冬物収納で意外に多いのがクリーニング店から戻っできた状態での保管。「ビニール袋のままだと湿気がこもり、服の機能性を低下させることに。必ず風にあて、溶剤や湿気を飛ばすことが重要」。さらにもうひと手間が上手な収納のコツ。クローゼットの片隅には除湿剤を置くことも忘れずに。ホコリを防ぐなら通気性のいい布をかける方が服には優しいそうだ。
 また、クリーニング後も、できれば再度、天気のいい日に陰干しして湿気を取り除いてから収納するのが理想的。服そのものをカラッ≠ニさせるのが狙い。衣類も長持ちします。

 食害対策
 続いて虫食い対策。ヒメマルカツオブシやイガの幼虫はウールやシルク、カシミヤなどの動物性繊維が大好物。気温が15度を超すと活発に動き出し、まさにこれからが本番=Bしかも住環境が整った現在では「年中食害に遭いやすい」。
 いかに効率良く薬剤を使うか。「エステー化学」によると、防虫剤一つならクローゼットのパイプの中央に、複数使う場合は等間隔に掛けるのが一般的。適量を超えて入れすぎると昇華したガスが再結晶し、衣類に白い粉状のものがつくこともある。その時は風通しのよい場所で陰干しすれば自然になくなります。決してもんだりこすったりしないで下さい。多く入れても効き目は変わりません。
 ※ちなみに防虫剤のガスは空気より重いので上から下に流れる。収納ケースで利用す
る時は衣類の一番上に置くように。

 最後に、夏物衣料は
@汗をかきやすく服も相当湿気を帯びているので、当然のことながら、その日着た服は陰干しで風を通し、通気をとってからしまうこと
A衣料害虫は外から持ち込まれることが多く、しまう前にさっとはたき、虫やタマゴを落とすこと、などに注意してクローゼットへ。

ウール製品の手入れ
 ウ一ルはときどき陰干ししたりブラッシングするだけで風合いを保てるもの。ニットなら脱いだときに端を持ってバタバタ振ってほこりを出せば、普段のお手入れは充分です。毛足が寝て表面がテカってきたら、スチームアイロンで浮かしがけすれば復活します。ニットから、1cm浮かせて、20〜30秒あてておきましょう。
 ニットの収納法
 厚みの違うニットを一緒にこしまうとよけいにかさばってしまいます。薄手のニットはたたみ、縄編みなど厚手のものはくるくると丸めて収納するのが鉄則です。たたんだセータは縦にして衣裳ケースに入れておけば、何が入っているのかすぐ分かって便利です。

ウールのしわはお風呂の湯気に当てる
 ウールにしわをつけてしまうと、セーターやカーディガンは特にアイロンかけが難しいものです。しわになってしまったウール素材のニットなどは、ハンガーにかけておいて、お風呂の残り湯の上につるしておきます。15分ほどで、まるでアイロンをかけたように、きれいにしわがとれます。その後、よく乾かすのを忘れずに。

ダウン製品の手入れ
 手入れの中心は表面の汚れを取ること。まず縫い目などにたまったホコリを、たたき出すようにプラッシング。次に中性洗剤を薄めた液(800倍)を含ませた雑巾で拭いて汚れを落とします。最後に水拭きして洗剤分を落としてから、防水スプレーをかけます。

 ダウンジャケットの収納法
 とかくかさばるダウンジャケットやスキーウェアには衣類用の圧縮袋を使うのがコツ。圧縮袋の口に合うようにたたんで入れてから□を閉め、丸めるようにしながら中の空気を抜きます。1/3〜1/5程度の大きさになりコンパクト。もちろん出せば元とおりになります。

フリースのお手入れ
 ウ−ルと同様に、日頃からバタパタ振ってほこりを出し、ときどき陰干しやブラッシングの手入れをします。特に目立つ汚れは中性洗剤を薄めた液(800倍)含ませた雑巾で拭き取ります。ゴシゴシこすらず、最後に洗剤分をぬぐっておくことを忘れずに!
@フードを中心から折り、後ろ身頃に折り返します。
A袖を上からかぶせるように折り返し、裾から上にくるくると巻いていきます。

定番の衣裳ケースを活用
 押入に収納するポイントは、開けたら何が収納されているか一目で分かるようにすることです。まず下段に衣裳ケースを並ペ、上段には突っ張り棒を渡して衣類をかけるスペースにします。衣裳ケースの前面には、中身の衣類リストをつけておけば一目瞭然。お目当ての服を探すときに迷うことはありません。

テーブルを保護するにはリンネル油をぬる
 テーブルの傷や汚れを防ぐには、ビニールカバーをかければよいのですが、これではせっかくの木目や肌ざわりが損なわれてしまいます。テレビン油の入ったリンネル油をぬっておくと、不自然なツヤをださずに保護することが出来ます。

毛足の乱れには蒸しタオルを当てる
 毛皮のストールやコートの毛足が乱れてしまつて、なでつけただけでは元に戻らないときは、蒸しタオルを使います。首の部分など、乱れやクセのついたところに、蒸しタオルを当てて、櫛でとかして元の方向に戻します。ていねいに、そっととかすようにして下さい。

医療

ペットのノミよけは松葉で
 イヌやネコを南うとき、何といっても気になるのはノミ対策です。新しい松葉を何本かペットの小屋の中や寝床の下に入れておくと不思議にノミがつかなくなります。

せきでのどが痛いときはダイコンあめを飲む
 せきがひどく、のどが痛いときはダイコンあめが効きます。皮つきのダイコンをさいの目に切り、ハチミツか水あめをダイコン200cにつき、カップ1杯の割合で加えます。2〜3時間そのままにしておいて、ダイコンが浮いてきたら、ダイコンをとり出して出来上がりです。1回につき小さじ1杯ずつ何回もなめます。

ハチはヘアースプレーで退治する
 ハチやアブはふつうの殺虫剤では気を高ぶらせるだけでなかなか退治できません。ヘアースプレーを吹きかけるとハチの羽根はこわばりたちまち飛べなくなってしまいますハチやアブ以外にも羽根のついた虫なら、この方法で退治することができます。

キンカンで胃を丈夫にする
 キンカンは種ばかりで、そのまま食べてもたいしておいしくありませんが、薬用としては重宝です。食べすぎたり、胸やけがしたりしたら、実なら5〜10個、葉なら20枚を1日量として煎じて服用します。胃を丈夫忙してくれます。また、魚の中毒には、実を生のまま皮ごと食べるか、黒焼きにすると効果があります。

胃がむかつくときはニラを食べる
 ニラは強精剤になるくらいですから胃が弱っているときなどは刺激が強すぎるかも知れませんが、胃がむかつくときや胃が重いときなど薬効が出て健胃に役立ちます。2日酔いの朝にはニラのおかゆがいいのもこのためで、食がすすみます。ニラのもつ独特の香りが神経を鎮めるてくれますし、カロチン、ビタ ミンBl、B2などビタミン類も豊富です。

アロエの生食で胃腸病を治す
 慢性胃灸や胃潰瘍、十二指腸潰瘍にアロエが効きます。これはアロエの成分であるアロミチンが抗潰瘍作用をもっているからです。また、苦味健胃剤としても古くから知られてり、一般的な胃の不調にも有効です。苦味が効くのですから、生のままかじって食べます。どうしても苦味が気になってしまう人は、細かく刻んで白湯で飲んでも横いません。アロエを刺身のように切って酒の肴にすれば乙な味が楽しめるとともに、胃を丈夫にしてくれます。魚の刺身と同じく、わさび醤油で。

オオバコ
 虫さされやはれもにはオオバコ葉を塩でもんで火にあぶり、患部に張って膿の吸い出しに。オオバコを乾燥させて利尿、整腸に。

せきにナシの実
 夏風邪でせきのひどいときには、ナシをすりおろして絞った汁に、レンコンのしぼり汁を混ぜて飲むと効果があります。また、ナシの実を黒焼きにしてその粉末を飲んでもよく、これなら保存がきくので、1年中使えます。分量は、ナシ1個分の黒焼きがだいたい4日分くらいです。

虫刺されは唾をつけるだけでもずいぶんちがう
 野外でヤブやブヨに刺されたときは、まず刺された場所を口で強く吸いだします。吸っては吐き、吸っては吐き出して、毒を吸い出してしまいます。そのあとは薬がなければ唾をつけておきます。唾は弱アルカリ性なので、虫の毒を中和してくれます。

のどが痛いときは 日本酒で湿布する
 風邪をひいてのどが痛くて困つているときは、日本酒で湿布します。もちろん、料理の2級酒で十分です。日本酒をガーゼにしみこませ、痛むところに当てて、上からビニールをかぶせて布で固定します。ショウガ汁を加えた爛酒を使うと、いっそう効きめがあるようです。

せき、痰にサクラの樹皮の煎じ汁を
 サクラは花を観賞するだけでなく、樹皮も役立つものです。たとえば、サクラの樹皮にはサクラニンという成分が含まれ、せき、痰にききます。サクラの樹皮をはぎとり、1日量3〜5グラムを煎じて服用します。 しつこいせきにも、これでとまつてしまうほどです。また、この樹皮の煎じ汁は、はれもの、下痢、キノコ中毒にもききます。はれものには、内服するとともに、煎じ汁で患部を洗うとよいでしよう。

風邪のひきはじめにダイダイ酢みそを
 まず、ダイダイを絞つて汁を味噌に混ぜ、さらにダイコンとニンジンをそれぞれすりおろして混ぜ合わせたものを食べます。 ダイダイに多く含まれているビタミンCは風邪の初期に効果があります。さらにビタミンA各種酵素、タンパク質などが加わつて、風邪退治にとても効果があります。

風邪をひきやすい人はミカンの皮で体質改善を
 1年に何度も風邪をひくような弱い体質の人には、ミカンの皮を利用する事をおすすめします。ミカンの皮を干したものは、漢方では陳皮(チンピ)と呼ばれ、薬効の高いものです。カラカラに乾かしたミカンの皮を5〜10個、お風呂に入れると、体の芯まで温まり、湯冷めしません。これを長期間続けると、皮膚に抵抗力がつき、風邪をひきにくくなります。また、体質改善には、陳皮を常食することです。ミカンの皮の内側の白い部分を削ぎ落し、十分に乾かしてすり鉢ですりつぶします。これを食卓にいつも置いておき、味噌汁やご飯にかけて食べるのです。風邪をひきにくい丈夫な体質になります。

衣服

シミ抜きテクニック
 シミの種類は大きくわけて4つに分類され、しょう油やコーヒー水だけで簡単に落ちる水溶性のシミ、チョコレートやバターなど油を含んでいる油性、カレーや乳液など油と水を含んだ水油混合性、そして、サビや泥など水にも油にもなじまない不溶性のシミで、シミを落とすには、どんな種類のシミが見分けるの肝心だよ。でもシミ抜きの基本は同じで、まず衣類の下にタオルなどを敷き、歯ブラシなどでシミの部分をたたきながら、下のタオルにシミを移し取っていく(このときシミの周辺から中心に向かってたたくといい)。厚手のものなら、水や洗剤をつけたガーゼで、直接シミをつかむようにして、ガーゼにシミを移し取ろう。また、油性や水油混合タイプのシミは、洗剤で落ちなければ漂白剤につけるという方法も。
 綿、麻、ポリエステル、レーヨンなどの素材で白い衣類なら、漂白効果の高い塩素系の漂白剤を使って。それ以外の衣類は酵素系で。酸素でも塩素系でも落ちないシミは、還元系でトライ。でも、色や柄ものには使用できないので気をつけよう。<BR>シミ抜きは早く処置すればするほどいいもの。そのため簡単な応急処置を覚えておこう。水溶性のシミには、ぬらしたティッシュペーパーで軽くシミを湿らせ、そのあと乾いたハンカチやティッシュで押さえて移し取る。水でダメな場合は、無蛍光の中性洗剤や台所用洗剤を薄めたものを使ってみて。一方、油性のシミには、ティッシュやハンカチで押さえたり、つまんだりして油分を取る。こんなとき化粧用の油とり紙も結構使えて便利だ。

色あせた木綿も酢でよみがえる
 夏物の木綿の衣類は、洗濯がはげしいだけに色のあせるのが気になります。特に、黒や紺、赤などのものは色がさめて白っぽくなってしまいます。色あせてしまった木綿は酢ですぐとよみがえるという不思議な性質があります。洗濯後のすすぎに、カップ1杯ほどの酢を入れて、30分そのままにします。そして、よくすすいで干せば、鮮やかな色がよみがえってます。

ワイシャツの汚れは、チョークで解決できる
 ワイシャツの袖や襟口は、汚れが黒くしみついて落ちにくいものです。そんなときは、汚れた部分に白いチョークをこすりつけてみましょう。チョークが脂分を吸いとる上に、研磨剤の役目も果たして、汚れが落ちやすくなります。
 それでもきれいにならないときには、ブラシにシャンプーをつけて部分洗いします。シャンプーには体から出る脂肪を溶かす働きがあるので、スッキリと洗い上がりますよ。

タンスの上段には上等の着物を入れる
 ふだんよく使う日常着を上段に入れたほうがよさそうですが、そうではありません。上段には訪問着やドレスなどの高級な服を、下段には普段着をしまうほうが理にかなつているのです。タンスは上段のほうが下段よりも湿気がすくないものです。しかも、下段をひんぱんに開け閉めすると、上段まで凪が通りますが、上段を開け閉めしても、下段にはかわりありません。そこで、虫やカビを防ぐため、ウールや絹でできた上等の服を上段に入れたほうかよいのです。

カビ対策

浴室
 できれば翌朝まで十分に換気扇を回しましょう。使用後は、冷水シャワーで温度を一気に下げましょう。カビの栄養分となる石けんカスや湯あかをきれいに流せて一石二鳥です。シャワーのあとの水気をふき取れば掃除もらくちんです。
 完全に乾いた目地にろうそくを塗りつけておくと、ろうそくが水をはじきカビ防止になります。市販のカビ取り剤や漂白剤(成分:次亜塩素酸ナトリウム)はスポンジなどで均一に伸ばし、5〜10分待ちます。殺菌漂白作用が働く間、じっと我慢。最後はよく水洗いして、乾燥させます。

キチン
 飛び散った水は面倒でも、きちんと拭いておきましょう。寝る前にシンクの排水口に、電気ポットに残った熱湯を流すと雑菌の繁殖と臭いを抑えることができます。ポットの電気代も節約できてお得です。
 生ゴミはぬらさないのが一番です。できれば三角コーナーは使わず、袋にした新聞紙に入れ、その都度捨てるのがペスト。ゴミ捨て時も新聞紙が汁を吸収するので汁漏れを気にせず捨てられます。カビもヌメリも解消できシンクが常に清潔です。除菌するといっても、洗いおけからはみ出すまな板や水切りカゴは、漂白剤を含ませたフキンをかぶせてパック。一緒にフキンも漂白できるのでらくちんです。10分ほど置いたらよく洗い、直射日光に当てて乾燥させます。

収納スペース
 押入の換気は開口部が2箇所以上ではじめて機能します。ふすまは左・右とも常にすこしだけ開けておくとカビは生えにくいです。さらに効果的なのはスノコを置き、その下に新聞紙を敷くことです。布団の両サイド・後ろに少しスキマを作り、ときどき扇風機を回すと通気が良く湿気が抑えられ、ほぼ完璧です。めったに使わない客用寝具は、筒状にした新聞紙を布団の間に差し込むと湿気や臭いを吸収し、風通しもよくなります。
 下駄箱のいやな臭いもせっけんの香りが消してくれます。固まったら湿気吸収終了の合図そのまま洗濯に使用します。夏場はかないブーツなどは口を締めているとカビが生えてしまいます。必要のなくなった食品の乾燥剤をストツキングにまとめて、靴の中に入れておきましょう。
 のりやお菓子の乾燥剤はいつまでもつか?シリカゲルは透明な粒に混じつて青い粒が入っています。これがピンクになったら吸湿済みのサイン。乾煎り したり電子レンジで加熱しピンクが青になったらまた使えます。生石灰は再生できません。

リビング
 カーペットは大量のカビやダニが発生することがあります。また台所用マットや浴室用マットも、裏面にカビが発生していることも。エタノールの薄め液に雑巾を浸して固く絞り、拭き上げて、仕上げにレモンのエッセンシヤルオイルを数滴たらした水で拭き上げると、殺菌効果とほのかな香りで快適です。拭き終わったらドライヤーの冷風で乾かします。
 1ヵ月に一度程度、畳の表面に重曹(薬局で購入できます)を散らし(6畳間に20g位)10分程度したら掃除機で吸い取るようにすると湿気やカビが抑えられます。
 もしカビが生えてしまったら掃除機を使っても、胞子をまき散らすだけです。まずエタノールに布を浸して絞ったもので拭き上げ、ドライヤーや除湿器で乾燥させます。

 洗瀬物を室内に干すと、一説には室内の湿度が10%以上、上がってしまうといわれています。できればリビングなどの居室ではなく、風通しのよい玄関などに干すのがベスト。またジメジメした北側や湿気の逃げにくいコーナーは避け、湿度60%をキープしましょう。
 干すときは、よく水気を切ってシワを伸ばす。すすぎの最後にハーブオイルを2〜3滴たらすとほんのりいい香りで除薗効果も。中央に長い物を端に短い物を干すと湿気がこもらず乾きやすい。
 洗濯機にもカビが生えます。月に1回は洗濯槽に通常通りに水を入れ、酢を1カップ入れて、から回ししましょう。浮かび上がってきた黒いゴミはだいたい黒カピです。

洋服ダンスの湿気対策
 箱入りの洗濯用洗剤が入ったままの箱を蓋を少し切り取ってから洋服ダンスの奥に入れておく。内部の湿気を洗剤が吸い取り、香りも爽やかで、洗剤をしまう場所にも苦労しなくて済む。

その他

新聞紙の活用

古バケツで水はねを防ぐ
 古バケツの底を取ります。底はカナヅチで縁をたたいて落とし取るようにします。古いバケツですと、簡単に取ることができます。これを逆さにして水道の下に置くと、水はねが防げ、衣服をぬらすこともなく便利です。

虫干しは10月のカラッとした日に4時間
 衣類の虫干しは、7月と10月がよいといわれています。このうちでも10月のほうが湿度も低く最適。さて、虫干しの日ですが、晴天が3日以上続いたカラッと晴れた日にします。もちろん虫干しは衣類に風を通すことが目的で、直接日光に当ててはいけません。また、時間は、午前10時から午後の2時くらいまでの湿度のいちばん低い時間帯にします。

生け花は炭酸で長持ちさせる
 花びんに花を生けるときは、水の中忙炭酸と砂糖を少し混ぜておきます。生けた花がグン と長持ちします。

毛布の乾燥
 毛布やタオルケットなどの大判のものは毛布を対角線で合わせて三角になるように干します。こうすると水滴は一カ所に集まりますから、洗面器一つで水滴を受けられますし、乾きもぐんと早くなります。

アリ除け方
 ベランダや玄関から入り込んでくるアリ除けには台所用の中性洗剤を垂らしておくと効果覿面。

イエダニ撃退法
 高温多湿の季節は、イエダニ類にとっても増殖の好機である。もともとイエダニとはネズミに寄生するダニなので、ネズミが一般家庭からほとんど姿を消した現在では、イエダニによる被害は激減した。 したがってここでいうイエダニ類とは、「家の中にいるダニ」という程度の意味である。
高温多湿の環境さえ作らなければイエダニ類の大量発生は起きない。
 ひと昔前まで、日本の家庭でイエダニ類が問題にされることば比較的に少なかった。
 最近の一般住宅は、冷暖房設備の普及などに対応するため、昔の住宅に比べて機密性、断熱性が非常に高くなっている。従来の日本家屋は風通しが良かったから、イエダニ類が大量発生するようなことは少なかった。しかし密閉された部屋では、畳にこもった湿気が発散されないため、イエダニ類の格好の棲家になってしまうのだ。
 家の中で増殖しやすいイエダニ類としては、ケナガコナダニ、ヒョウヒダニ(チリダニ)、ツメダニ、そしてイエダニなどがある。
 最近アレルギー症状の原因の多くがイエダニ類にあるとされているが、それは主としてヒョウヒダニによるものである。ヒョウヒダニが大量発生するとその死骸や糞が微細な粉末となって飛散し、アレルギー体質の人がそれを吸い込むと、いわゆるハウスダスト症候群を起こすことになる。
 ヒョウヒダニは人のフケやアカなどを食べているから、畳はもちろんカーペットなど埃がたまりやすい場所では大量発生の可能性がある。
 コナダニ、ヒョウヒダニ、ツメダニなどの繁殖は、室温が20℃を超え、湿度が70%以上になるときわめて活発になる。したがって5月から10月にかけてが増殖の絶好機で、8月前後がそのピークである。しかし最近では、真冬でも暖房器具や加湿器が多く利用されるようになっているので、
安心はできない。
 しかしダニといえども生物である。エサがなければ生きてはいけないわけだから、とくにヒョウヒダニが好む埃(ハウスダスト)を溜めないような、暮らしの工夫が必要だ。またダニ類は太陽光線を嫌い、風通しの良い環境では繁殖しにくいから、ふとんや毛布は頻繁に天日干しし、部屋の空気もこまめに入れ換えるようにしよう。
 シーズンになると、薬屋さんの店頭には数多くのイエダニ駆除剤が並ぶ。 薬液をスプレーで
散布するもの、畳などに針先を差し込んで注入するもの、燻煙または霧状の気体を利用するものなどがあるが、いずれにせよ微量とはいえ毒性のある薬物を用いるわけだから、その取り扱いは慎重にしてほしい。
 すでにイエダニ類が大量発生して困っている場合はやむを得ないとしても、なるべく殺虫剤の使用は最小限にとどめるのが望ましい。 ましてかんじんのヒョウヒダニやツメダニには殺虫剤が効きにくいという説もあるほどだから、殺虫剤に頼りすぎるのはあまり上策とはいえないようだ。
 となると、やはりイエダニ類が住みにくい環境を作ることが最良の対策であり、その第一は掃除ということになる。
 室内の埃は、電気掃除機で吸引するのが一般的だが、旧式の掃除機ではイエダニの死骸や糞の破片がフィルターを通り抜けて、再び室内に浮遊するおそれがある。できれば排気が循環するタイプのものか、微細な粒子でも捕捉できるフィルターを使用してほしい。
 第二の条件は、イエダニの温床となる場所をできるだけ減らすことだ。たとえば湿気がこもりやすい畳床を、芯にワラを使用しないスタイロ畳などに代えるという方法があるし、畳床そのものにイエダニ忌避剤を処理したものもある。どうしても室内に湿気がこもりやすいという場合には、床下など建物の構造じたいに問題がある可能性があるので、リフォーム業者などに相談してみることをおすすめする。

ケナガコナダニ
 穀物や乾燥食品に発生するが、ときには畳の芯のワラに大量発生して大騒ぎになることがある。人を刺すことはなく、誤って食べても害はないが、大量発生したあとこれを捕食するツメダニが発生しやすいので、大量発生させないことが大切である。

ヒョウヒダニ
 家に生息するダニとしては、比較的に数が多く、ハウスダストに含まれる人のフケやアカなどを食べている。人を刺すことはないのだが、その死骸の破片や糞を埃と一緒に吸い込むと、人によって激しいアレルギー症状を示す。症状としては鼻炎、喘息、気管支炎、アトピー性皮膚炎、結膜炎などさまざまだ。

ツメダニ
 コナダニやヒョウヒダニを捕まえて食べるダニで、コナダニが大量発生したあとなど大発生することがある。人を刺すダニで、刺された直後は気づかないが、8〜48時間後に赤く腫れ、激しい拝みをともなう。痒みは1週間ほど続き、あとがしばらく残る。

イエダニ
 ネズミに寄生する吸血性のダニで、ネズミが死んだときや、巣を捨てたときに人を吸血する。刺された部分は赤くただれ、痒みが続いて、あとが残る。最近はネズミが少なくなったので被害も減少しているが、他のダニが夏に繁殖するのに対して、イエダニは年間を通じて活動するのが特徴。

ガソリンは朝入れるとトク
 車に入れるガソリンは温度が上がれば容積も大ききくなり、冷えれば小さくなる。朝、温度低いうちにガソリンを入れると、夜入れるよりもずっとガソリン代の倹約になる。よく車を使う人なら、年間にすると数万円もトクになる。

アブラムシ退治にはたばこが一番
 庭の草木のアブラムシ退治には農薬を使う必要はありません。たばこの吸殻から強力な殺虫剤を作ることが出来ます。つくり方は簡単。吸殻を50本ほど集めます。これをガーゼに包み、1リットルの水に一晩つけておけば、茶色の液ができます。この液をスプレーでアブラムシにかければよいのです。 ニコチンの毒でアブラムシはたちまち死んでしまいます。なお、少量の石鹸水を混ぜると、なお一層の効果がでます。アブラムシの体表面の油をとかし、体にたばこの液がつきやすくなるからです。

トップページに戻る