あわくら温泉駅から瀬戸内海までダウンヒル? サイクリング 

 下り一辺倒のコースだということでO氏から提案を受け、JR山陽本線から智頭急行と乗り継いで「あわくら温泉駅」まで輪行🚉して瀬戸内海まで🚲することにする。姫路駅から岡山駅行きに乗車して乗り換えの上郡駅で同じホーム先に待っている鳥取行きの智頭急行の一両編成車両に乗り換える。土曜日とあって次々に観光客らしき人達が乗り込んでくる。我々の向かいシートに鳥取まで行く一人旅の年配の男性イタリア人が座ったので「あわくら温泉駅」まで我々は拙い英語で雑談する。おかげで時間の経つのも早く1時間の乗車が短く感じられた。岡山県にある「あわくら温泉駅」で自転車を組み立てて標高365mからのダウンヒル?を開始する。本日は快晴で下り坂でおまけに追い風、上々の滑り出しである🤩。高速道と吉野川を右に見ながら国道373号線で南下する。

 5分ほどで「道の駅 あわくらんど」に到着。ここで事前に計画していたルートから外れていることが判り、吉野川の右岸に移動する。この道は「あわくら温泉駅」起点で旧道(中国自然歩道となっている)なのか車はほとんど通らず道路状況も良く、快適に気持ち良くダウンヒルをしていくことができ、国道429号線と合流するまで9Km程続いている。大原では宮本武蔵ゆかりの地を観光するために「武蔵の里」に向かう。しかし、ちょうど大原ICが在った為、間違って高速道路進入路に進んで行ってしまった。走行中のドライバーに注意されてしまう。😅

 「武蔵の里」で人の名前が付いた珍しい「宮本武蔵駅」(駅舎にはハート形の窓や武蔵の彫刻画あるが見逃し)、「讃甘(さのも)神社」、「宮本武蔵生家跡」などを訪問、「たけぞう茶屋」で休憩を兼ねてかき氷🥗で体を冷やす。店の目の前には立派な吉川英治の名前を記した記念碑もある。ここから東進して国道373号線に戻り、「さっこり峠」で岡山県美作市に別れを告げ兵庫県の佐用町に入る。

 佐用川に沿った国道373号線をどんどん下っていくと因幡街道の宿場町「平福宿」に入る。本陣跡、佐用川沿いの土蔵群、武蔵初決闘の場(13歳の時、新当流の有馬喜兵衛に初決闘を挑み、一刀のもとに倒した)など少し散策して昼食時間となる。予定していた食事処は休店のため、ありきたりの「道の駅 宿場町ひらふく」で昼食🍚。食事中に外を見ると幟が北に向かってはためいている。昼からの走行は向かい風になる。まあ、多少の影響はあるか思うがダウンヒル?だからOKかなぁ。

 佐用IC付近で中国道を潜り、姫新線、智頭急行線のすぐ横にある根回り9.4mの大銀杏を見るために立ち寄ってから「出雲街道」の国道179号線に入る。一度峠を越え、徳久トンネルを抜けると千種川に出会う。更に「卯ノ山峠」を超え、右手に志文川が見えだすと1か月前に走行した見覚えがある景色となる。しかしJR三日月駅を過ぎた辺りで心当たりの無いのに後輪がパンク🥵。結局は車を避けるために側道を走っていてリム打ちパンクになったようである。チューブ交換後、前回の時はきつい坂と思っていた「相坂峠」が反対側からだとそうでもない。栗栖川を右に見ながら「道の駅しんぐう」で小休憩。

 時間も差し迫ってきたので帰りを急ぐ。揖保川を渡り、揖保乃糸資料館そうめんの里がある県道724号線に入り、更に林田川を通過後、えんじ色に塗装された大津茂川自転車道を南下する。しかし、この道はサイクリング道と表示されているにもかかわらず山陽道を越えた先で草で覆われた未舗装路となって走れそうもない。何とか細い路地を通り抜け、「姫路西バイパス」下を潜り抜けて「桜山公園」へ。小休止した後は夢前川に出て姫路赤十字病院から西国街道でひたすらペダルをこぎ続けて帰宅の路に着く。 

 自宅に日没寸前の19:15に到着。計9時間/111Kmのダウンヒル?自転車旅終了。 2024年5月25日走行

 3Dでコースを見る

 地図の右上で「RWGPS」を「MAP」などに変えるとより分かり易い表示になります。

一両編成の鳥取行き智頭急行車両@上郡駅→ 出発を待つ→
一人旅のイタリア人→ あわくら温泉駅を出発 →
あわくららんどに到着→ 吉野川の清流 沿いにダウンヒル?→
吉野川の対岸へ→ 快適な直線道路(中国自然歩道)をダウンヒル?→ 
少年時代のたけぞう、お通、又八の銅像@宮本武蔵駅→ 面影も無い宮本武蔵誕生家跡@武蔵の里→
水車小屋@武蔵の里→ 智頭急行線と姫路鳥取線が交差→
さっこり峠で岡山県美作市に別れを告げ、佐用町へ→ 平福本陣跡→
平福本陣前の因幡街道通り→ 定番スポット 佐用川沿いの土蔵群→
武蔵初決闘の場→

食事後

佐用の大銀杏→ 千種川を渡る→
大津茂川自転車道@山陽道高架下→ 桜山公園

 あわくら温泉駅からは吉野川右岸がサイクリングに適した道が続いている。ダウンヒル?と言いながらも時々、峠越えがある(笑)。

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