秋の紅葉時分🍁に保津峡に行ってみたくなり、計画。輪行なので土、日曜日と思っていたが週末は天気があまり良くなく、気温が下がる(13℃)予定なので温かいうち(18℃)にと平日に決行することにする。そのためJR尼崎駅🚉までは通勤者に迷惑をかけないように7時頃の普通電車に乗るつもりであったがホームに入ってきた快速は結構く空いていたので急遽これに乗ることにする。
尼崎駅北側で輪行を解き、少し肌寒さは感じるが晴れ渡り、風も無く絶好のサイクリング日和🌞の中を出発。いつものように神崎川へ、淀川の御幸橋からは桂川沿いに嵐山までと京奈和自転車道で走行する予定。神崎川河川敷では伊丹空港への発着する飛行機✈を頭上に見ながら淀川に入り、無風ということなので河川敷ではなく淀川新橋まで右岸の土手上をを走行する。河川敷と違って開放感がある。その途中には「鳥飼サービスセンター とりかいとぴあ」なる立派な建物ができているので立ち寄る。土手から陸橋で建物の2階に入れるようになっており、一階にはトイレ🚽も準備されている。
淀川新橋で左岸に渡ってからも左岸の土手上を走ることにする。いつものように関西医大裏で休息をとり、そこからも更に左岸土手上を走る。路面状況はあまり良くないが河川敷の道より見晴らしは良いので気持ちが良い。しかし船橋川手前から地道になるので河川敷に下りざるを得なくなる。御幸橋の「さくらであい館」はパスして、ここから先は桂川左岸土手を走行。10年ぶりの走行だが路面に描かれた案内はしっかりしてきており、また土手道は奇麗に色付け舗装がされて道幅も広くなっている個所もある。「桂橋」からの河川敷の中のコースは変わってはいない。
嵐山はインバウンドの人達でいっぱいで、渡月橋の歩道や竹林の小道は人で溢れんばかりである。「嵯峨鳥居本(とりいもと)」エリアへ緩やかな登り坂で向かう。観光客はかなり減るが日本人より外人の割合が多くなる。外人の情報入手力には感心する。「嵯峨鳥居本」は愛宕神社の門前町と農村の両方の性格を持ち合わせて発展してきた町並み。「むしこ窓」を持つ町家風民家、茅葺きの「くずや」と呼ばれる農家風民家が美しい自然を背景にして建ち並んでいる。
今回最大の難所に向かう。愛宕神社 一の鳥居を過ぎると流石にひとけは無くなり、鬱蒼とした森の中にに入って行く。道は直線的でだんだん勾配がきつくなってくる。「六丁峠」手前では勾配は15%程となり、ついには下車して押して上がる羽目になる。峠には大きな「六丁峠」の標識が出迎えてくれる。水野側への下りは九十九折の急道である。人には京都トレイルを歩いている登山グループに出会うぐらいである。路面もあまり良くなく、こんな所でパンクでもしようなら悲惨であるので慎重に下って行く。
保津川(桂川)に注いでいる清滝川に架かる「落合橋」に出会うと道は緩やかになりその後、保津川に沿って下って行く。最後に少し登ると保津川を跨ぐ「鵜飼橋」となり、これを渡ると嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車の保津峡駅となる。トロッコ列車は便数が8本と少ないので残念ながら列車を見ることは叶わなかった。JR保津峡駅まで行く予定であったが日が暮れるのが早いことも考慮してここで引き返すことにする。帰り道では眼下に保津川下りの満席の遊船が2隻通り過ぎていく。もう一度「六丁峠」まで登り返さなければならない。やはり峠手前で押して歩くことに🤣。反対側から来たリア歯数が大きなサイクリストに微笑まれる(笑われている?)
復りは途中で「大覚寺」と広沢池の観音島にちょこっとだけ立ち寄るが嵐山付近の喧騒からはかけ離れてひっそりとしているのでゆっくりと鑑賞できる。太秦映画村の横を通過してやはり静かな佇まいの「太秦広隆寺」にも立ち寄ってゆっくりと紅葉🍁を楽しんでJR京都駅に向かう。京都駅🚉で自転車を輪行袋に詰め、ホームに上がると構内の喧騒と違って比較的人数が少ない。帰りの電車は京都から最寄り駅までは距離があるので新快速を利用。17時ではあるが輪行袋で迷惑をかけるほどの乗客はおらず、ホッとする😅。神戸駅からは乗客で埋まってしまうが何とかOK。
紅葉🍁は時期的に少し早かったみたいだったが各地で見所があった。
走行距離は約83Km 2024年11月21日走行 JR尼崎駅から京都嵐山までは60Km。
地図の右上で「RWGPS」を「MAP」などに変えるとより分かり易い表示になります。
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尼崎駅北側も秋一色→ | 凪いでいる神崎川風景→ |
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神崎川橋脚に水面に反射した紋→ | 淀川右岸にある とりかいとぴあ → |
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毎度の関西医大裏の休憩基地→ | 京川橋手前の奇麗に整備された桂川左岸土手→ |
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まだまだの紅葉@中の島橋→ | 嵐山に到着→ |
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湯豆腐嵯峨野の石庭→ | あだし野念仏寺の入り口→ |
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八千体もの石仏石塔@念仏寺→ | 嵯峨鳥居本の街並み→ |
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嵯峨鳥居本の街並み→ | 嵯峨鳥居本の街並み→ |
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愛宕神社の一の鳥居→ | 薄暗い一本道の登り坂→ |
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ようやく六丁峠に到着→ | 清滝川に架かる落合橋→ |
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鵜飼橋からの保津峡駅→ | 鵜飼橋からの上流側の保津峡(桂川)→ |
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帰路へ→ |
保津川下り遊船→ | |
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大覚寺境内→ | 観音島@広沢池→ |
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太秦広隆寺境内→ | 太秦広隆寺境内 |