2025年3月23日(月)
今回は春の花である梅、菜の花、桜の鑑賞を目的にする。まずは「キャンプ場NEW-TA」横の鮎喰川河川敷駐車場に車を止めさせてもらい、その後はコース2と同様に県道123号線から県道20号線に合流して鮎喰川沿いに走行して道の駅「温泉の里神山」まで行く。そこから基本的に鮎喰川の左岸を更に遡って「阿川の梅の里」、「明王寺の枝垂桜」、「江田の菜の花」へ、帰路は「鬼籠野(おろの)の枝垂れさくら街道」と歴訪する予定。
30haの敷地に約1万6千本の梅が咲くという阿川の里への入り口には見事なピンク色をした枝垂れ梅があり、そこから梅まつりの幟旗に従い、鮎喰川支流の広石谷川に沿って色々な案山子に迎えられながら登っていく。3月末だというのにまだ梅は咲いており、沿道には淡いピンク色がステキな鶯宿をメインに、白花や南高といったさまざまな種類の梅が咲き誇っている。「阿川梅の里」メイン会場は更に上部にあるのが見えたので先を急ぐことを言い訳にここで戻ることにする😅。
再び鮎喰川に戻り、左岸を小刻みなアップダウンを繰り返し、明王時に到着。樹齢100年と80年の2本の老木桜ではあるが見事な枝垂れぶりではある。しかし残念ながら今年は開花が遅く、まだ蕾であるがピンク色になっているのであと2、3日すれば花開く感じである。ついでにすぐ隣にある「ふなと岩断層」を見物しに行く。四国88ヶ所の12番札所焼山寺の奥の院がある焼山寺山に端を発した水舟谷川の右岸に自身の圧力によって割れた亀裂を境に30cm以上の横ずれが発生している。見ただけではこれが断層とは思われない様相である。この周りには見事な梅林があり咲き誇っている。
次に「辰の宮 大楠」がある宇佐八幡宮に立ち寄る。3本の大楠があり、大鳥居前の1本は樹周約8mの樹齢約800年、拝殿前庭中央の1本は樹周約6mの樹齢約600年だそうである。確かに巨木である。徳島にはあちこちにこう言った巨木が多い。
次に棚田に黄色い花を咲かす「江田の菜の花」を見るために国道438号線から193号線に入り、橋を渡ると、その欄干には「獣(鹿、野ウサギ)被害により菜の花はありません」と注意書きが表示されている。がっかり😫であるがここまでやって来た以上、現地を見ないと話にもならんと薄暗い江田谷川沿いに急な坂道を登っていく。登りきると一挙に視界が広がり、目の前に石積みの棚田が見えるようになる。告知通り、まったく黄色が目に入ってこない。仕方ないのでそのあたりに咲いている桜と梅の花でお茶を濁す。このような状態でも休憩テントがあり、その下に世話人がいる。話を伺うと朝夕に獣が現れ、食べつくされてしまうとのこと。来年は過疎も進み、種付けをするかも分からないという。残念である。この菜の花畑は地域住民の方々が高齢化による耕作放棄地の増加を防ぐために、協力して種をまき、育てているもの。
帰りはそこから「ほんぎやの峠」を超えて山の中の道を抜け、鮎喰川の右岸を走っている国道438号線に出てからドンドン下っていく。道の駅「温泉の里神山」で小休憩をした後、ここからは緩やかな登りが続く。コース2と同様に国道438号線の新府能トンネルを避けるため、旧国道として、物流、交流を支えてきた府能隧道を通る。前回と同様の構図で写真を撮る😊。煉瓦トンネルを抜けてと佐那河内村の里山を眼下に望みながら蛇行を繰り返し、ながーいダウンヒル。前回立ち寄った「お食事処(ゆいね)」は結構、流行っているようである、更に下っていくが途中で府能トンネル付近の蜂須賀桜と河津桜が咲いているのを見かけるがこの道は無情😂にもどんどん離れていく。国道438号線に合流してから花見のため戻ろうと思ったが登り坂道をかなり戻らないといけないので軟弱な私としては諦めることにする🤣。国道に合流すると「鬼籠野の枝垂れさくら街道」と称される桜並木が続いているがここもまだ蕾である。今年は何処とも咲く時期が遅れている。やがて園瀬川に合流してから沿いに走行するも予定コースを行き過ぎてしまって今朝、車で走った道を余分に走らなければならなくなる。疲れた足で何とか車まで帰って終了。
8:10出発、15:10到着。 全走行距離約76Km 平均時速18Km/H 獲得標高±1010m
地図の右上で「RWGPS」を「MAP」、「HYBRID」などに変えるとより分かり易い表示になります。
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相変わらずエメラルドグリーンの鮎喰川→ | 各地の河岸にある岩場には地蔵さんが→ |
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鮎喰川→ | 河岸には名前が分からない桜→ |
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阿川の梅の里への曲がり角に咲く枝垂れ梅→ | 阿川の梅の里で案山子が迎えてくれる→ |
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案内図で梅があちこちに→ | 棚田に咲く梅→ |
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鮎喰川を更に遡る→ | 老木桜の枝垂れ桜@明王寺 |
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ふなと岩断層 | 見事な梅林@ふなと岩断層 |
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ふなと岩断層と梅林 | |
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満開の梅林@ふなと岩断層 | |
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辰の宮 大楠@宇佐八幡宮 | |
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現在の菜の花棚田 | 在りし日の菜の花棚田 |
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鬼籠野の枝垂れさくら街道 | 鬼籠野の枝垂れさくら街道 |
2023年3月20日(月)
前回と同様、徳島市立考古博物館の駐車場に車を止めさせてもらい、南下して鮎喰川に出てから県道123号線から県道20号線に合流して車の通行量が少ない鮎喰川沿いに走行。コバルトブルーの川の流れを眺めながら道の駅「温泉の里神山」まで行く。気持ちの良いコースである。前回の秋季と同様、今春も第12番目札所の焼山寺からのお遍路さんに多く出会う。
帰りは国道438号線の新府能トンネルを避け、旧国道として、物流・交流を支えてきた府能隧道を通る。煉瓦積みと飾り石など丁寧な意匠が施されたトンネルを通過して佐那河内村の里山を蛇行を繰り返しダウンヒル。途中で「お食事処ゆいね」でお茶をした後、国道438号線に合流して園瀬川沿いに走行して帰る。 コースは反時計回りが楽。時計回りは府能隧道までの坂がきつい。
9:10出発、15:35到着。 全走行距離約48Km 平均時速19Km/H
地図の右上で「RWGPS」を「MAP」、「HYBRID」などに変えるとより分かり易い表示になります。
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鮎喰川→ | 鮎喰川→ |
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鮎喰川→ | 案山子の村@阿野→ |
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北側から見た府能隧道→ | 府能隧道内部→ |
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府能隧道付近から佐那河内村上を俯瞰する→ | お食事処ゆいねと千年乃宿旧高木邸→ |
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立派な屋敷群@國府寺→ |
2019年9月26日(火)
徳島市立考古博物館の駐車場に車を止めさせてもらい、南下して鮎喰川に出てから県道123号線から県道20号線に合流して鮎喰川沿いに走行。コバルトブルーの川の流れを眺めながら道の駅「温泉の里神山」まで行く。気持ちの良いコースである。第12番目札所の焼山寺からのお遍路さんに多く出会う。
帰りは同じ道を戻って途中で鮎喰川を渡ってから県道21号線に入り、13番札所の大日時~14番札所の常楽寺~15番札所の国分寺~16番札所の観音寺~17番札所の井戸寺を巡り考古博物館まで戻る。
10:00出発、15:10到着。 全走行距離約57Km 平均時速20Km/H
地図の右上で「RWGPS」を「MAP」、「HYBRID」などに変えるとより分かり易い表示になります。
鮎喰川と県道123号線→ | 県道20号線 広野吊り橋→ |
景観の鮎喰川→ | コバルトブルーの鮎喰川→ |
道の駅「温泉の里神山」 | |
四国八十八ヵ所巡り | |
第13番札所 大日寺→ | 第14番札所 常楽寺→ |
第15番札所 国分寺→ | 第16番札所 観音寺→ |
第17番札所 井戸寺 |