倉吉白壁土蔵群と旧国鉄倉吉線廃線跡と倉吉東郷自転車道 サイクリング  5月18日(土)

コース
 倉吉市役所→倉敷白壁土蔵群→旧国鉄倉吉線廃線跡→倉敷東郷自転車道→日本海→倉吉市役所

旧国鉄倉吉線廃線跡参考サイト
 倉吉市観光情報
 歩鉄の達人
 旧国鉄倉吉線廃線跡コースの道案内は全くと言って良いほど無いので走行するにあたっては事前にコースを調べておく必要がある。実際、我々も所々コースを外れてしまっている。
 その点、倉吉東郷自転車道は路面にブルーのペイントがされているので間違えにくく安心して走ることができる。

 走行距離は約57Km 2024年5月18日走行

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 地図の右上で「RWGPS」を「MAP」、「HYBRID」などに変えるとより分かり易い表示になります。

倉吉白壁土蔵群観光

 2日目の今日も前日に引き続き、風もあるが晴天🌞の中、ホテルを7時に出発して途中で朝食🍚を取った後、倉吉市役所の観光駐車場に車を止め、自転車🚴‍♂️を出してまずは「倉吉白壁土蔵群」の観光に出発。市役所から県道38号線を超え反対側に渡ると観光地「白壁土蔵群」である。まだ早朝(8時)でもあるのでほとんど人出は無し。落ち着いて観光できる。ただし、観光案内所は9時からなので開所していないので自転車で適当に付近を散策する。小さな玉川沿いに白壁土蔵群を見つける。室町時代から城下町として栄え、歴史的な街並みで玉川に架けられた石橋や、赤瓦に白い漆喰壁が見られる風景は当時の面影を感じさせてくれるが今は町屋や蔵をリノベーションしたショップ、カフェなどが多くなっている。

 緑の彫刻プロムナード公園の一角にある旧国鉄倉吉線「打吹(うつぶき)駅」跡地に建てられている「倉吉鉄道記念館」に移動して資料を得るために9時の開館を待つが一向にその気配が無い。念のためドアを開けるとすんなり開く。どうも無人の資料館であるようだ。館内には倉吉線に関する資料や写真パネルや機動車等が展示されているが残念ながら他の資料は在るものの肝心の「旧国鉄倉敷線廃線跡」の資料を探すも置いてない。隣には機関車🚂 C1175が屋外展示され、運転席まで入ることができる。

 旧国立第三銀行倉吉支店→ 白壁土蔵群→
本町通りにある桑田醤油醸造所→ 打吹回廊→
旧日本産業貯蓄銀行の倉吉支店→ 玉川沿い→
玉川沿い→ レトロな建物群→
 
赤瓦の元帥酒店→
打吹駅跡にある倉吉線鉄道記念館に移動 
倉吉線鉄道記念館横の機関車 C1175→ 機関車操作室の内部→

旧国鉄倉吉線廃線跡

 本当は「旧国鉄倉吉線廃線跡」は倉吉駅からスタートではあるが市内は開発で廃線跡も無くなっているようなので「打吹駅」跡に立つ鉄道記念館からスタートする。鉄道記念館のすぐ北側に天神川が流れており、土手に上がると道が続いているので廃線跡ではないが快適に走行する。しかし、ちょうど時間的に山風となっているので迎え風である。天神川の支流の小鴨川に向かう。右岸土手上をそのまま進んでも行くことができるが左岸土手に移ってから県道237号線に出て南下。しばらくすると道路横に長さ10m程の線路を見かける。公園が併設されている「西倉吉駅」跡である。ここから南側の「上小鴨駅」跡まで続く倉吉線跡地を歩く「花と緑のふれあいロード」の出発地でもある。

 やがて線路の無い廃線跡道は約3.9Km程の桜並木に続いている。並木と開けた平地を伴って直進的に道が続いているので以前走行した「釧路湿原 夢ロード」に良く似た雄大な景色である。右手前方には大山と蒜山三座が見えている。是非とも桜🌸のシーズンにも来たいものだ。見応えあるだろう。この桜並木の途中に「小鴨駅」がる。

 「上小鴨駅跡」になると道の行き止まり先に線路が見える。少し先で線路は途切れているが直線的に廃線跡が続いているのが見える。少し先には「せきがね廃線跡観光案内所」があり、ここでようやく廃線跡のパンフレットを手に入れることができた。この案内所の裏手にも線路は走っており、観光客はここに駐車して名物の竹林まで1.2Km歩くことこともできる。コーラとアイスクリームで一休憩。その後、我々は「泰久寺(たいきゅうじ)」まで線路では無く道を一般道を自転車️で進み、線路に入り込む。観光ウォークはプラットホームが残っている泰久寺駅跡から歩くことになる。ここからスタートする人々がほとんどである。有名な竹林の中を歩いて400m程で閉鎖されたトンネルで行き止まりとなる。

 終点の「山守駅」までは線路を歩くことができそうでないと判断して、ここで旧国鉄倉吉線廃線跡🚂サイクリングを中止して倉吉市街に戻ることにする。しかしここまで来るのに途中にほとんど案内が無く、行政も「旧国鉄倉吉線廃線跡」の観光をアピールするならもっと道案内をしっかりしていただきたなぁ。

天神川右岸を遡る→ 線路が一部残る西倉吉駅跡→
線路跡とみられる広い側道→ 上小鴨駅跡から桜並木となっている→
3車線ある小鴨駅ホーム跡→ 小鴨駅案内板→
右前方に大山が顔を出している→ 似た風景の釧路市湿原 夢ロードの場合
廃線跡の一部は倉吉東郷自転車道にもなっている→ 上小鴨駅で倉吉東郷自転車道の起点となっている→
上小鴨駅跡→ 国道313号線側道の廃線跡→
関金(せきがね)跡?→ 鳥取県指定天然記念の関金のシイの木→
県道45号線の関金駅 - 泰久寺駅間の廃線跡→ 前方に線路がある廃線トレッキングスタート地点→
実際の山守駅の駅板があるせきがね廃線跡観光案内所 案内所の裏手に泰久寺駅まで線路が続いている→
鉄橋跡→ 泰久寺駅のプラットホーム→
森の中へ→ 線路と竹林→
新竹が線路の間に芽生えている→ 山守駅へのトンネルは閉鎖されている→
泰久寺駅から山守駅手前のトンネルまでの線路歩き  少し動画は長いのでほどほどに切り上げて(笑)

倉吉東郷自転車道

 泰久寺駅跡からの帰路は正しい廃線跡と思われる道も走ることにする。倉敷市内に戻っても時間も走行距離もまだ余裕があるので旧国鉄倉吉線廃線跡走行時に偶然に見かけた「倉吉東郷自転車道」もついでに走ってみることにする。

 小鴨川から天神川に移って主に天神川の右岸河川敷を走行して行くのだが土手が視界を塞ぐため景色の変化も少なく、強い海風に向かって喘ぎ😫ながら走る。やっと天神川河口の日本海に出る。波は穏やかである。西には大山が望める。倉吉東郷自転車道はまだここから東進して「東郷池」まで続いているが今回はここまでとする次回機会があれば「はわい」まで。

 倉吉市役所への帰路はこれもコースに指定されている右岸土手上を走行。交通量が少なく海風の追い風を受けてスピードも上がり、景色を堪能しながら快適に走行できる。しかしコース上には自販機も店も全く無い。少しハンガーノックになりかけながら倉敷市外に入り、やっと飲み物と軽食にあり付く。

 以上で、蒜山高原自転車道、旧国鉄倉吉線廃線跡、倉吉東郷自転車道を走破して予定を終了したので車に自転車🚴‍♂️を積み込み、まだ無料である山陰道から中国道🚗で無事、自宅に到着。

倉吉東郷自転車道の案内板@小鴨橋手前→ 天神川の河川敷にある倉吉東郷自転車道→
日本海が見えてきた→ 天神川河口と西側奥に大山→
天神川河口から東側の日本海

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