「自転車王国とくしま」で紹介されているサイクリングコースの「四季折々もみじ川コース」を走行する。 以前に走行したことのある那賀川沿いの太龍寺コースから更に上流まで足を延ばして紅葉川を北上する。
まだ蕾であるが桜まつりが開催されている「羽ノ浦桜づつみ公園」から出発。まつりで駐車できるか心配していたが早目の時間に到着したので無事駐車できた。
すぐ横にある那賀川の左岸沿いを清流を眺めながら県道19号線=阿南鷲敷日和佐線で遡上していく。途中で紅白の花が鮮やかに咲いているのを見かけたので畑仕事している夫婦に聞いてみると「源平桃」ということである。近づいてみると一つの木に紅白の花が咲いている。ついでにその種を頂き、自宅で育てることにする。徳島、高知でなじみの潜水橋を見かけたので渡ってみる。ブルーの清流がすぐ下に流れている。夏には子供達がここから川に飛び込むのだろう。
深瀬町岡崎地区に入ると「午尾(ごお)の滝」の案内板があったので立ち寄ることに。このように何か見かけると立ち寄るのが私のスタイル。民家の満開の枝垂桜を通り抜けると深瀬八幡神社の横に落差約30メートルの「午尾の滝」がある。かなりの水量で迫力がある。滝の流れが馬の尾に似ていることから名付けられたらしい。普通、滝は山中に入り込まないといけないがここの滝は民家の近くにあり自転車でも簡単に訪問できる。
四国88か所の一つである太龍寺へのロープウェイ乗り場がある「道の駅 鷲の里」に到着。ここまでは何回か走ってなじみのある道であるがここから先は未走行である。「丹生谷橋」手前で左折して右岸に移動して走行していくと道が急に狭まり、その先は通行止めとなっている。ここまで来て丹生谷橋まで戻るのは癪なので無視してその先に進む。道は細くなっている上に枯れ枝が路面に広がっており、走り辛い。おまけに枝がスポークに絡んだり気が抜けない。ただでさえ遅いポタリング旅なのに更にスピードは落ちる😅。ようやく「細渕橋」手前で抜け出すことができ、広い道となる。
左岸に移ってから発電所がある川口ダムを見学。自然エネルギーミュージアムが併設されていて色々な展示や学習ができる様になっている。発電もしているが落差30m程なので水車には低落差と流量の変動に対応したカプラン型(可動翼プロペラ水車)が採用されている。
その先にある紅葉川温泉でひと休憩を入れて県道292号線で紅葉川に入り、川を左に見ながら走行。思っていたほどの勾配は無く緩やかに登っていく。三叉路に出会うと紅葉川を離れて県道291号線に移る。その先は新相生トンネルだがトンネル内の歩道幅が狭いのでその上を通過する旧道を走ることにする。しかし旧相生トンネルも通行止めとなっている。通行止めは本日2回目である。ここまで来たので無理に入らせてもらう。トンネルで峠を越えると後は基本下り道となる。途中にある相生公民館でも満開の紅白の花桃や桜🌸を鑑賞、更に相生郵便局付近ではあちこちに見事な枝垂桜🌸が満開で目を楽しませてくれる。バッチリの時期に来たものだ。
「道の駅 鷲の里」へ戻って、ここからは往路と反対側の那賀川右岸(県道282号線=和食勝浦線)に移って帰路の途に就く。右岸道はほとんど車は通らず、自転車走行には適している。しかし下流へ向かっているにも関わず登り坂が多い印象である。今度来るときは反対ルートで来ようと思う(笑)
往復とも信号はたまにあるぐらいで車も少なく快適なコースである。紅葉川は名前の通り、秋口に訪問するのが良いのだろうけど新緑の中の山桜🌸も良いものである。次回は秋に。
地図の右上で「RWGPS」を「MAP」、「HYBRID」などに変えるとより分かり易い表示になります。
羽ノ浦桜づつみ公園から土手に移動→ | 気持ちの良い那賀川左岸土手→ |
万代堤→ | まだ桜は蕾だが楠根町の桜まつり会場→ |
徳島は潜水橋 高知では沈下橋と呼んでいる→ | 午尾の滝近くの民家の枝垂桜→ |
水量のある落差30mの午尾の滝→ | 一つの木に紅白の花が咲く源平桃→ |
四国88か所の遍路道の案内→ | 大井の石灯籠→ |
那賀川の清流→ | 太龍寺へのロープウェイ発着場所の道の駅 鷲の里→ |
270度大きく蛇行した那賀川@道の駅 鷲の里→ | |
あちこちで桜が迎えてくれる→ | 通行止めの右岸道を走行→ |
鷲敷ライン→ | 川口ダム→ |
大きなモニターでダムを解説→ | 紅葉川温泉→ |
紅葉川に入る→ | 紅葉川の渓流→ |
桜を眺めながら紅葉川を遡っていく→ | 紅葉川の川幅が狭くなる→ |
対岸には整然、広々とした棚田→ | |
県道292号線から県道291号線に→ | 新相生トンネル→ |
旧相生トンネルは通行止め→ | 旧相生トンネル内→ |
相生公民館付近の紅白の花桃→ | |
相生郵便局付近の枝垂桜→ | |
右岸から見る那賀川→ | 遍路道の案内板→ |
川口ダムのダムカード |