兵庫県 千丈寺湖一周サイクリング 

コース2 2025年11月29日(土)走行

 前回(コース1)は「千丈寺山」に登ったついでに春の千丈寺湖を一周するサイクリングを行ったが今回(コース2)は反対に紅葉の時期の千丈寺湖一周のついでに県立有馬富士公園にある低山の「有馬富士」に登るサイクリングを計画する。有馬富士は兵庫県三田市にある標高374mの低山で、県内15カ所にある郷土富士の一つである。
 走行距離 約43Km 約3時間(有馬富士登山を含む)のサイクリング。

千丈寺湖一周 サイクリング 走行ルートを見る  地図の右上で「RWGPS」を「MAP」などに変えるとより分かり易い表示になります。

 青野 ダムサイド 公園の駐車場に車を止め、曇り空の気温10℃の中を9時前に出発。湖は反時計回りに回るのが原則ではあるが今回は千丈寺湖を時計回りに周回する。湖の周りの山々は赤や黄色で全山紅葉である。

 まずは北に向かって車道を走行して「御旅橋(おんたびきょう)」の手前からは湖岸道に入り、真っ赤なモミジ🍁や黄色葉の雑木林で囲まれた紅葉の中を走ることになる。大堰橋(たいがんばし)で折り返して県道38号線を南下していくと今度は右手に朝日に照らされた紅葉した「角連寺山(かくれんじさん)」が湖面に映えて雲と山が湖面に上下逆さまに映っている。暫しの癒しの一時。サイクリングを再開するが県道には車がほとんど通行していないのでゆっくりと風景を楽しみながらである。

 その後、主に湖岸道で千丈寺湖の北側を走っていく。途中でラクウショウを見かけたので間違って「黒郷橋(くろごうきょう)」を渡ってしまい、「尼寺公園」へ。案内看板を見て気付き、来た道を戻って、「飯盛山」の裾を巻いて「飯盛山公園」横を通り過ぎる。千丈寺湖の北東部の端に来ると子供達の野球試合の歓声が聞こえる「小野公園」へ。

 赤く紅葉しているラクウショが連立している「小野公園」に到着すると池の周を囲っているラクウショウが水面に映えている。池の水面が鏡のようになり、真っ赤に染まった紅葉と青い空を上下対称に映し出す「逆さ紅葉」の光景は、素晴らしいの一言。睡蓮の池のような幻想的な風景から「モネの池」と称されている所以である。到着時は丁度、風がなぎていて池面に綺麗に青空とともにラクウショが映えている。しかししばらくすると曇り空となり、束の間の撮影時間である。

 小野公園から700mぐらい離れて北側にある「小野大日堂」の銀杏も立派な大木で網引駅の銀杏(雌木)と違って雄木。従ってギンナンは落ちていないので匂いも無い。足元には一面の黄色い落ち葉🍂絨毯である。ここは道路脇にあるので何人かの単車ライダーも愛車と共に写真を撮っている。

 ここからは県道309号線で緩やかに登って「見比峠」を超えて「高平」地区に入る。羽束川(はつかがわ)沿いに平野部が広がり、田園と山々の秋の風景を眺めながらのんびりサイクリング🚴‍♂️ができるようになる。気温も上がり、車もほとんど通らない絶好ののサイクリング日和となる。途中にある、登る山の候補の一つの「大船山(おおふなやま)」の登山口を確認すべく、山裾の道を選んで南下して進んでいく。目的の「天柏(あめのかわ)神社」を見付けることができたので、後はサイクリングを楽しむ。

千丈寺湖 青野 ダムサイド 公園をスタート→ 鏡のような湖面
御旅橋手前から紅葉の湖岸路へ→ 紅葉の湖岸路→
全山紅葉@大堰橋(千丈寺湖北端)→ 大堰橋を振り返りと大谷山の逆さ紅葉→
河川敷の草紅葉と角連寺山紅葉→ 千丈寺湖に映る上下逆さまの雲と紅葉→
黒郷橋から千丈寺湖の東側を望む→
黒郷橋を渡る→ 飯盛山も全山紅葉 眺めながら裾を巻いていく→
間違って訪れた尼寺公園の紅葉→ 至る所の道路沿いも紅葉に囲まれている→
@飯盛山公園の紅葉→ 湖岸遊歩道の深い落ち葉🍂絨毯→
紅葉のラクウショウ→ 青空の下、モネの池に映えたラクウショウ@小野公園→
曇り空になったモネの池に映えたラクウショウ@小野公園→ モネの池に映えたラクウショウ@小野公園→
小野大日堂の大銀杏(雄木)→ 小野大日堂の大銀杏→
羽束川とその先に大船山→ 大船山の南西部の登山口である天柏神社→

 更にしばらく南下していき、県道323号線に合流すると仕出し屋の「木器亭(こうずきてい)」を目にしたので丁度、昼時(11時半)のため入ることにする。海鮮料理が主流のようで次々に客が来店して結構、繁盛している。

 県道37号線に合流して徐々に高度を上げながら「三田市霊苑」がある「切詰峠(きりつめ)」を越えてから、予定の「有馬富士」を登るため、有馬富士公園にある登山口を目指していく。住宅街にあるため少し迷いながらも登山口直前まで急坂を自転車で登って行く。そこに自転車をデポして有馬富士登山⛰を開始。四等三角点のある頂上はあっという間にゲット。南側には遠くには六甲山、中間には「三田ゴルフクラブ」が、手前には公園内にある「福島大池」が望める。反対側に下り、山麓周遊道で戻ってくる。1時間足らずで終了。登山での足の消耗は無しである(笑)。

 登山口から車道で先に進み、下って行くが途中から地道の散策路となる。ひょっとして自転車は走ってはいけないのかと思ったがしかしここまで来た以上引き返す気力も無いのでそのままどんどん進んでいく。グラベル走行である。福島大池まで下ってくると平坦路となり、公園内を一周したことになる。

 側道にドウダンツツジが植えられた県道49号線で千丈寺湖に戻り、左折して湖岸沿いに西進していく。夕日に照らされた湖畔の紅葉を眺めながら日影に入ると少し肌寒くなった中を青野ダムサイド公園へと帰路に着く。青野ダムサイド公園到着後、公園内を散策、近くにあるアウトドアショップを覗きに行く。

 本日は曇り空から次第に晴れてきて、風も無く、アンダーウェアとウィンドブレーカーだけの服装で十分。また何と言っても丁度、紅葉の良い時期にサイクリングができ、また久しぶりの山登りで有馬富士にも登れて満足した一日であった。特に小野公園の「モネの池」は印象的で心に残る景観であった。

昼食 木器亭のきずし定食→ 切詰峠→
有馬富士登山口→ 有馬富士頂上から南側の展望→
公園内の車道→ 福島大池周回遊歩道→
有馬富士公園内のかやぶき民家→ @有馬富士公園→
青野ダムサイド公園手前→ 水の庭「水の木」@青野ダムサイド公園→
水の庭「星の立像」@青野ダムサイド公園→ 青野ダムサイド公園に無事に到着

 

コース1 2020年4月3日(金)走行

 千丈寺山に登った�ついでに桜咲く千丈寺湖を自転車🚴‍♂️で一周することにする。青野川側と黒川側のL型の特異な形の湖で角部にダムがある。湖には5つの橋が架かって中央の「末吉橋」だけが鉄橋となっている。ルートには一般車道もあれば湖岸沿いの専用路もある。無料駐車場、トイレ、ミニ公園など、湖畔に点在する。結構、釣り客が多い。
小野公園付近でコースミスのため飯盛山迂回となり距離と坂道が増えた。

走行距離は19Km 約2時間(観光を含めて)
 地図の右上で「RWGPS」を「MAP」などに変えるとより分かり易い表示になります。

満開の湖岸桜並木→ 大堰橋→ 桜の先に御旅橋→
末吉橋→ 青野ダム管理事務所でダムカードをもらう→ 青野ダムをバックに→
千丈寺山をバックに末吉橋→ 飯盛山と黒郷橋→ 青野ダムカード
千丈寺湖全体のイラストマップ

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