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Getting Mad  怒っているんだ・ぞぉー

済みまへん。たわごと、愚痴が多くなる年代です。あまり深くに考えず、適当に読み流してください。

 育児放棄については一番の原因が母親の身勝手さに有るのは当然ですが、児童相談所は近所から何度か異変の連絡を受けたにも関わらず、もう一歩踏み込んだ調査、相談を行ってこなかったことがまず背景にあります。相談員は何度か家を訪問をしているようですが面会できなかったのでそれ以上の踏み込んだ行動(聞き込み、張り込み)をしてこなかったようです。近所の人たちはそういう兆候はあったと証言していたことから、少なくとも、念のため近所への聞き込みを行っていれば兆候は把握でき、事件は未然に防げたことが予想されます。
 相談所側にも色々考慮すべき事情があるとはいえ、個人情報保護法、人手が足りないなどの理由をつけ結果的には継続調査を放置してきたことが問題であります。法改正されて警察官立会いの元、強制調査も実施できたのです。せっかくの通報が生かさず幼い命が断たれました。
 一方、母親は孤独な環境でもなく、親族、友達が子供たちを気に掛けていたにもかかわらずまったく育児について身内に相談を持ちかけていませんでしたし、公共の機関にも相談に行っていません。もっと素直にみんなに甘えていればこんな結果にはならなかったでしょう。

 高齢者所在不明にも同様なことが言えます。ある部門で状況を把握していていたにも関わらず、それ以上の調査及び情報の共用すなわち他部署への報告、相談がなされていませんでした。結果的にあちこちの自治体で多くの所在不明者が続出し、継続調査をしてこなかったことが問題になっています。もし90歳、80歳ともっと対象年齢を下げて調査すれば行方不明者は更に増えるでしょう。
 年金、保険担当の厚生省(年金課)は住民基本台帳記載の責任部署は総務省(福祉課)と言い、総務省は死亡、確認は戸籍を管轄する法務省(市民課)であると責任の擦り合いをしています。国民にとっては税金で公務員を雇っている以上どの部署でやってもらっても良いのです。どこかがやるだろうと思っている公務員の考え方が問題なのです。何時も言われるように所轄外の事に関して無関心を決め込んでいる縦割り行政の悪弊がここにもでてます。
 一方、不思議なことに親族も高齢者の行方を全く気にも掛けずに無関心に過ごしています。悪意を持って届けないのは別として普通、親が行方不明ともなれば捜査願いを出すと思いますがそれすらしていません。

 結果として2つの事件のいずれの場合も以下の共通点があります。
  1. 行政が状況を把握していたにもかかわらず、継続調査を怠ってきたということ及び事実を把握していたにもかかわらず部署間の情報の共有化が行われなかったという行政の怠慢が浮き彫りになっています。組織内での報、連、相がしっかり出来ていないということでしょう。
  2. 最近の日本社会での地縁、血縁関係が希薄になってきていることです。
     家族、地域のコミニケーションがしっかり取れていればこのような事件にはならなかったでしょう。昔にはこのようなことは有り得ませんでした。良い意味でも悪い意味でもちょっとしたことでも近所の噂になっていました。個人主義、核家族の弊害が顕著に見えてきています。
子供より、友人を大事にする。自分の親の行方を知らないという奇妙な時代となってきました。家庭崩壊
2010/08/17

つづく   乞うご期待

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