ホーム→怒っているんだぞー4

Getting Mad  怒っているんだぞー

済みまへん。たわごと、愚痴が多くなる年代です。あまり深くに考えず、適当に読み流してください。

 オリンピックでメダルが期待された人達がプレッシャーに負けました。選手達は数々の世界大会を経験して場数を踏んできているはずですが、それでも4年に一度の大舞台は大変なプレッシャー(緊張)だと想像されます。しかし多くの原因は過剰なメディアの報道によるプレッシャー(圧力)のためでしょう。それらのプレッシャーに選手達は押しつぶされました。連日金メダルと連呼されれば選手達にプレッシャーに負けるなというのが無理な話です。逆にメディアに騒がれなかった人達がメダルを獲得できました。

 ジャンプの高梨沙羅ちゃん(17)もあれだけ前哨戦で勝ちまくってたのにまさかの16位に沈んだし、浅田真央さん(23)もショートプログラムでのミスは調整ミスというより、プレッシャーが原因となってのミスだろうと思います。それを裏付けるように、吹っ切れて臨んだフリーは最高の演技でした。

 男子のフィギュアで金メダルに輝いた羽生結弦くん(19)は初出場だから思い切ってできた、ってのもあるでしょう。ダメでも「次があるよ」って言ってもらえる強みがあります。怖いもの知らずでできたと思うんです、ショートプログラムまでは。でもああやって、とてつもない点数でトップに立つと、「金メダルを取らなきゃいけない」っていうプレッシャーから、フリーでは転んでしまいました。

 プレッシャーを感じるのは人間の本質です。プレッシャー(緊張)は本人が音楽、自己暗示などでリラックスさせることはできてもプレッシャー(圧力)の方は自分の管理外です。本番前は集中しないといけないのにメディアが騒ぎすぎるとあらぬ妄想をしてしまいます。本人はできればインタビューなどは断りたいと思っているでしょうが周りの関係者はそれを許さないのでしょう。 平常心でやれば皆さん立派な成績を残せる実力は持っているはずです。国民の期待を裏切ってはいけないというプレッシャー(圧力)は想像以上でしょう。ひつこく報道するプレッシャー(圧力)の影響力は大きいのです。確かに色々なプレッシャーに打ち勝ってこそ真の王者といえるのでしょうが如何せんそこは人間です。中々悟りを得るのは難しいでしょう。静かにさせておいてあげるのが最高の応援になると思います。

結論は報道が騒ぎすぎです。--メディア嫌い--
2014/03/01
 一連の若者のツイッター投稿が問題になっています。色々な場所で悪ふざけした写真、動画がツイッターにアップロードされていることに関してであり、ひいては投稿者の人格についてであります。

 若い時に悪ふざけしたい気持ちは判らないわけではないのですが、若気の至りということでは済まされないレベルです。これほど世間の話題となり、被害店の事後処理の負担が大きいことが判っていながら連鎖的にまねをした画像を投稿する輩が絶えません。こういった状況下であるのに、やって良い事と悪い事の判断がつかないことは悲しい限りです。

 なぜこのような悪ふざけを起こすのでしょう。

1.ツイッター上で炎上するのが面白い。
2.メディアが過剰に反応しすぎる。
3.簡単に自分を世間に発信できる。
4.自分の価値観を見出せない。
5.後の影響が大きいことがわかっていない。
6.本人は犯罪と考えていなくて遊び、冗談と思っている。

1はただ単に犯罪そのものが目的ではなく、その行為によって騒乱を招き、騒いでいる反響、リアクションを楽しむことが目的の愉快犯ということでしょう。4の若者が該当者でしょう。

2はメディアも抑止力として、次々と報道しているのでしょうが結果的に若者を煽っている事になっています。これ以上の悪乗りを防ぐためには、しばらくこの手の報道を差し控えることも必要です。「世間を騒がせたかった」というコメントだけではなく、本音を探った報道をお願いします。

3は若者の殆どがモバイル機器を持っており、自由に、また簡単に全世界に発信できる環境にあるため、一瞬にして話題の主になれると錯覚しているのではないでしょうか。仲間内でのウケ狙いもあるでしょう。SNSの負の面が出てきています。

4は自分の存在価値を見出せない、かつ刺激がない生活を送っている若者達がなんとか世間の注目を浴びたいと思っているのでしょう。しかし多くの人はこの方法はおかしいと冷ややかな目で見ていることを認識しなければなりません。

5はふざけた行動に対してその結果がどうなるかということに考えが及ばない、つまりは浅はかな若者が多いということです。何を言っても仕方がない連中です。(といって、ほったらかしにするわけにはいきませんが)

6は非常識な行為をしないという社会のモラルすら判っていない。従って堂々とツイッター上に顔を晒しているのでしょう。

 結論として
 世間に自分という存在をなんとか知らしめたいというのが根底にあるのでしょうが、通常の方法ではこの不満を解消できない苛立ちを持っていると思います。「もっと別の方法もあるのじゃないですか」と言いたい所ですが、若者が表現しづらい今の社会を作った我々世代にも一部責任があると思います。

 ただ、こういった輩の悪ふざけ行為は氷山の一角で、実際にはツイッターにアップされていない悪ふざけがこの数十倍はあるのではないかと思います。これぐれも鼻の穴に突っ込んだソース注しに当たらないように祈るばかりです。

被害額の弁償は親にしてもらいます。子供に善悪の判断ができる躾をしてこなかった親は自業自得ということでしょう。--店主--
2013/9/3
 福島県で甚大な放射能被害が続いています。
 まず最初に一言。東日本大震災で一時期、想定外の出来事とよく言われていましたが想定外とは、想定しないことにしようと考えた結果です。元々は判断の甘さを指摘する言葉であり、仕方がないという意味ではありません。国民の生活を守るべき人達はあらゆる仮説を立てて対処するべきであったでしょう。誰しも思い浮かばないようなことを想定外とは言わないのです。
 つまり想定したことにすべて対応しようとした場合に物は作れないし、経済的に無理があるため、発生の確率が著しく低い想定を排除した結果です。
 従って危機管理に責任ある人達が軽々しく口にすべき言葉ではないと思います。今後、何が起こっても想定外ということになってしまいます。要は責任逃れをするために使った言葉でしょう。結果的には日本の危機管理はお粗末だったということです。今回の震災、原発事故は、確率が低くても、起きる可能性のあるものは必ず起きるという証明事例です。

 本題に入ります。復興支援のつもりの行事が逆に東北の人々を傷つける出来事が頻繁に起こっています。
京都五山の送り火の薪、愛知県の花火大会、福岡市の農産物支援ショップ、大阪府の架橋工事などでいずれも東北で作った物を使用しようとした所、地元住民より放射能汚染が心配だとの苦情が出た事です。

 「頑張ろう日本」、「頑張ろう東北」をスローガンに国民が一致団結して復興支援に当たらなければならない時になぜ中止にまでに発展するのでしょうか。一つには行政や主催者も住民から文句を言われる前に被ばく量を測定して安全であると反論すべきでした。ここでも住民からの苦情は想定外と考え、実施にあたっての配慮が無かったということでしょう。
 確かに人々が心配する気持ちは解らないわけではありません。高濃度に汚染された物であれば苦情も妥当かもしれません。しかし、それぞれ被爆地に実際に住んでいる人達が作ったものであり、更に結果的にはその汚染度はごく微量でした。仮に汚染されていたとしてもいずれの場合にも拡散され、人体への影響は通常の年間被ばく量の上限を下回る程度のものです。これらのことを考えると心情的に苦情を言うのはどうかと思いますし、自分が被災者の立場になれば発言できないことです。苦しみに耐えている人達に対して思いやる気持ちがあってこそ復興支援でしょう。また被災者の人達がどういう気持ちになるか考えたことがあるのでしょうか。
 
 また心無い発言も多発しています。大声コンテストで「セシューム牛はいらない」、ラグビー試合で「震災で頭がおかしくなっている」などで本当に被災地の方を思いやるのであればこんな発言は出ようはずがありません。つまり放射能汚染を対岸の火事としてしか思っていない人達がいかに多いかを物語っています。だからうっかり口を滑らしてしまうのでしょう。支援は口先だけと言われても当然です。寂しい限りですし、東北の被災地の皆さんに失礼なことです。

 一方、発電所内で事故処理をしている方々やボランティアをしている人達は被爆も顧みず、行動されています。頭が下がる思いです。ボランティアに参加できない人は被災者の心情に配慮し、少なくとも支援行事に対して一定の理解を示すべきです。簡単に反対の声を上げるべきではありません。一度よく考えてから発言してもらいたいと思います。それが相手を思う本来のボランティア精神です。

 ちなみに人が自然界(宇宙線、地球自体)から受ける年間被爆量は約2400μSvです。

日本人は思いやりのある国民だったはずです。
2011/10/12
 技術立国の日本が福島第一原子力発電所の対応でモタモタしています。日本国民としては誠に情けない限りですし、憂いを覚えます。
現場の状況、事情を把握していないため勝手なながら私見を述べてみたいと思います。ご容赦を。

 東日本大地震(3月11日14:46、マグニチュード9.0、震度7)によって国の安全基準通りに建設された原子力発電所設備で想定外の津波による被害をこうむったことは致し方ありません。しかし想定外の事が起こった後の東電及び国の対処がまったくお粗末です。初期の対策が適切に行われていればここまで被害が広がらなかったと思います。初動対応が遅れた結果、次から次へ何問題が発生し、場当たり的な対応の結果、対策が後手後手になり、今は最悪の事態です。安全神話はもろくも崩れ去りました。

 水冷の非常用発電機が冠水で使用できなくなったのなら即刻に電源車、他の発電機(空冷ガスタービンなど)を手配するとか、また早い段階で原子炉に海水を注入する、前もっての送電線の架設、他国の援助を受けるなどの判断がなぜできなかったのでしょうか。
 多分、事態を楽観ししていた、面子にこだわった、莫大な費用のかかった原子力発電所である故に、経営陣は廃炉にする度量が無かったなどの理由で初動対応が遅れたのでしょう。なんとか原子炉をもう一度再生して使用したいという下心が見え見えです。その結果が周辺地域の放射能汚染で数十年にわたる立ち入り禁止、農業、漁業被害、原子力の新規建設の停止、引いては電力不足となってきています。トップの判断の間違いが大きな代償となって日本国に圧し掛かってきました。

 更には東電は状況悪化により福島原発からの全要員の撤退を政府に打診していたそうです。もってのほかです。いかに人命を尊重しているとはいえプロ意識の欠如です。東電の会長は記者会見で「対応のまずさを感じていない」と述べています。現場で奮闘している社員の生命の安全を優先したつもりで言ったのかもしれませんが組織のトップがそういうことを言うようでは全く持って状況判断ができていないと言わざるを得ません。結果的にはそれ以上の国民の安全を脅かすことになりました。

 国の対応についても放射能漏れを起こした時点でちゃんと処置できる体制を整えていたのかでしょうか。アメリカはテロ対策の一環として原子力発電所が破壊された時のための特別チームを作り、放射能漏れ対策を専門に行う要員の配置、訓練をちゃんとやっています。日本はそういったチームを組織していたのでしょうか。また想定外のことに対しての訓練が行われていたのでしょうか。実際そういったことがなされていなかったため現場では未知への世界となって対策の実施に際して色々トラブルがあったようです。原子力安全員会は原子力発電所を作るための道筋を作成するだけで異常事態が発生した時の検討、対応まで考えていなかったと思います。

 今回の大事故の原因は などが挙げられます。

 東電は今まで大きな事故が起きていないことに幸いに安閑として安全対策、訓練がおざなりになっていたとしか思わざるを得ません。今となってはあまりにも周辺住民及び現場の作業者が可哀相です。更にモタモタしている日本に対する国際評価は低下する一方です。今回の福島原発の事故は、われわれに大きな課題を突きつけました。今後、原発の新規建設は非常に難しく当面電力不足は解消されないでしょう。技術国日本は信用を回復、維持するため、今こそ英知を結集すべき正念場です。また今後のため、強固な国際的安全基準の作成も不可欠です。

 今回の放射能災害に対して東電は各方面に莫大な金額の保証金を支払わなければならないわけですが、おそらく東電は企業努力をせずにすぐに電気料金を値上げして国民のお金で支払おうとするでしょう。4兆円もあると言われている内部留保金で賄うべきです。そうは言っても電力会社を倒産させるわけにはいかず、結局国は税金を使うことになるのでしょうね。国民は注視していく必要があります。

世界に類の無い、国内に電気の周波数が2種類あるのもネックです。
2011/4/2
 最近の中国は共産主義国であるにもかかわらず、高い経済成長と経済力を背景に、なりふりかまわず帝国主義的な動きを世界中で繰り広げています。また民主主義と人権という国際社会の価値観を共有しないまま超大国への道を走っています。

国際的には
 各地で領土(チベット、インド、南沙諸島など)問題を起こしています。まずは世界各国で札束を見せびらかし相手国を取り込もうとして、それでも通じなければ経済制裁、軍事力で脅しをかけています。

 日本に対しては石油掘削で揉めている尖閣諸島(1895年日本の量であると日本政府が宣言、1972年に沖縄返還と共に日本に戻された)においては中国漁船の領海侵犯に対して船長を逮捕したことに抗議しています。その根拠は尖閣諸島は中国の領土であるため逮捕は不当としています。
 日本国政府は当初、日本国の法律に基づき、粛々と処理するといいながら中国政府の理不尽な抗議にもあっさりと船長を釈放してしまいました。しかし船長を釈放したにもかかわらず、中国は報復処置として様々な政治圧力をかけてきて日本の弱みに付け込んだレアアースの出荷規制、更には些細な理由で日本企業の社員を拘束、拘留をし続けていました。また中国政府は社員を釈放するに当たって「過ちを認める文章を提出した」ので釈放したと言っています。保釈金まで徴収しています。

 反面、日本国は中国漁船の船長を釈放する際に領海侵犯を認めさせた書類を提出させ保証金も取ったのでしょうか。更には証拠となるビデオがあるにもかかわらずこれを公表しないなど、力を背景にした強気の中国に対して日本政府の外交の軟弱さが顕著に見られ、毅然とした外交交渉がまったく出来ていません。日本のやさしい国民性がそうさせているのでしょうか、国同士の交渉に当たってはもっと強い態度をとるべきです。ここまで譲歩する必要は全くないと思います。

 道理の通じないような国と交渉するに当たっては相手の顔色を伺いながらするようでは舐められてしまいます。右往左往している今の政権は情けない限りです。今回の事件は世界中に日本の外交の軟弱さを認識させてしまいました。中国は武力行使が出来ない日本の足元を見透かしています。

 中国は抑圧された国内の不満分子を押さえ込むための手段として国民の目を逸らすために対外的に強気の政策を実施しているようですが、戦後、自分たちに都合の良いように愛国、反日教育を行ってきた結果です。また日本はいまだに5億円/年ほどのODAを行っています。GDPで日本を追い越した中国に対してです。この日本の貢献に対してほとんどの中国国民は知らない、知らされていないようです。もう意義の無い援助は必要ないと思います。
 その他にも為替問題に関しても自国の利益だけを考えて元の切り上げもせず、他国との協調を少しも考えていません。国際秩序もあったものではありません。

一方、中国国内に関しては
 現体制を維持するため徹底的に情報統制をし、共産党に有利なことであれば党を挙げて大々的に煽り、不利な事案に関しては情報を隠匿し続けています。 しかも民主主義が適用されず、上意下達の政策で政治が行われています。また国民に対しては情報統制をして言論の自由を弾圧を続けて民主化を妨げています。最近も劉暁波氏のノーベル平和賞の受賞に関して報道を遮断し、国民に知らせず逆にノルウェーに対しては政治的、経済的に圧力をかけています。国の権益のために人権抑圧を徹底して行っているのです。

 共産主義の国であれば貧富の差は生まれないはずでありますが、実際にはかなりの貧富の差が生まれています。なぜこのようなことがおきるのでしょうか。経済面では資本主義を、政治面では共産主義を採用するなど今の体制はどこかつじつまが合わなくなっているのです。

 中国は商標権の侵害、コピー商品、餃子事件など自国の品の無さを棚に上げて他国を非難し、自分に都合のいいように国際ルールを無視しています。このようなご都合主義の国が常任理事国とはちゃんちゃらおかしく国連で正しい判断をしているとは到底思えません。国際社会で責任ある地位を占めようとするなら世界が認めるもっとまともな行動を取るべきであります。

追記
 中国の成金達がが最近、日本の不動産をあちこちで買っています。こちらも気を付けないと日本はめちゃめちゃにされてしまいそうです。
 

アメリカに次ぐ経済大国になったのですから範たる姿勢を示すべきです。国の資質は三流です。
2010/10/10

つづく   乞うご期待

    元に戻る  ホームに戻る