赤穂鉄道廃線跡 サイクリング 「3D」で見る

走行距離は約55Km 獲得標高370m 約6:30(観光を含めて) 2022年7月18日走行

 連日暑い日が続いている中、一日中曇りで気温低めの予報、これなら暑さをしのげると思い、急遽、早起きして6時に自宅を車で出発して赤穂市に向かいサイクリングを開始。
 コースは山陽本線の有年(うね)駅から播州赤穂駅までの赤穂鉄道の廃線跡である。終点は千鳥ヶ浜ロードの現在のウエスト神姫赤穂営業所であるが今回は赤穂城から逆方向にスタートする。
 私鉄赤穂鉄道は1921年(大正10年)に開業。戦後、山陽本線相生駅と接続する国鉄赤穂線が開業することになったため1951年(昭和26年)に廃止されてしまった。

 廃線跡は高雄橋まで千種川の右岸側を走行するも鉄道跡の雰囲気は無く、一般自動車道を走行。その後、JR赤穂線を渡り、廃線跡と平行に走っている農道をしばらく走行する。県道90号線に合流してから高雄トンネルを左に見ながら直進して県道457号線に入り、周世(すせ)方面に向かう。高雄橋を渡ってすぐに左に折れ県道525号線となり鉄道跡らしい面影が残って気持ちの良い千種川左岸沿いの道となる。やがて国道2号線に合流して東進すると赤穂鉄道始点の有年駅となる。

 有年(うね)駅→富原駅→真殿(まとの)駅→周世(すせ)駅→根木駅→目坂(めさか)駅→坂越(さこし)駅→砂子(まなご)駅→播州赤穂駅
各駅の案内は道路横にある標柱のみで「播州赤穂駅」、「坂越駅」、「目坂駅」、「根木駅」、「周世駅」の案内標柱は見逃したか、無くなったのかも。

 復路は千種川の右岸の農道を走行して400年前に手掘りで掘った導水トンネル「高雄切山隧道」(きりやまずいどう 千種川の水をここから赤穂藩の城下町に運んだ)を見学してから高雄橋で左岸に渡って千種川沿いに赤穂城まで帰る。このルートも快適な道である。

 今回はついでに、八幡山城跡(有年山城)にある船灯台(ふなとうだい)、坂越のまちなみ、大避(おおさけ)神社、赤穂城を観光する。

 地図の右上で「RWGPS」を「MAP」、「HYBRID」などに変えるとより分かり易い表示になります。

終点の赤穂駅の写真が無いので途中での写真→ 乗客がある場合だけ停車する「砂子停車場」跡→
トンネルに行かずに周世方面へ直進する→ 高雄橋で千種川を渡る→
やっと赤穂鉄道の雰囲気になった→ 「真殿駅」跡  蒸気機関車への給水と石炭の積み込みのみ→
「富原停車場」跡  乗客がある場合だけ停車する→ 「船着き場」跡→
左はぐるっと西はりまサイクリングコース 国道2号線を右へ→ 赤穂鉄道始点の有年駅前→

観光

有年家 長屋門(ありとしけ ながやもん)→ 高瀬舟用の燈台がある高台から千種川方面を眺める→
有年八幡神社の石垣に組み込まれた飾り石 「兎」と「月」→ 更に左には「扇」→
坂越のまち並み→ 大避(おおさけ)神社児童遊園から坂越湾の眺め→
赤穂城→ 四十七士の石像がある大石神社→
写真の場所はこちらから
旧赤穂上水道取水口の「高雄切山隧道」

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