雪彦山 サイクリング

 この季節、日暮れが早いと思い余裕をもって朝早くに出発。早朝にもかかわらず、加古川バイパスは皆さん仕事に向かっているので停滞までとはいかないがノロノロ運転。私のように遊びに行く人は何人いるのやら😌。少し肌寒いが11月とは思えないような快適な日和の中、8時過ぎに夢前川の下流から菅生川沿いに遡り、雪彦山の登山口まで行った後、夢前川沿いに下る周回コースのサイクリングをスタートする。
 雪彦山は何度か登山で車で行ったことがあるが今回は自転車🚴‍で向かうことになる。

 夢前川の河口付近からスタートして右岸(西側)の河川敷サイクリングロードを北上していく。やがて土手上の道となり、菅生川に入って県道411号線に入って右岸沿いに走って行く。この道は交通量も多く、快適なサイクリングとは言えない。以前に弥勒寺に行った時は菅生川左岸側を走行したがその道の方が走りやすい。今回は違う道をと利用したが右岸側には適当な裏道は無さそうである。

 時々、探求のため裏道に入って行くがたまたま入った道はその先「グリーン団地」の住宅街となり、最終的に行き止まり。止む無く引き返さずを得なくなってしまい距離的に大きくロス(2Km)をしてしまう😫。観念してしばらくは県道411号線を素直に辿っていくことにする。それでも採石場を過ぎた辺りから菅生川に沿ってサイクリングロードらしき道が見えているのを途中で気付き、そちらに進んでいくと中国自動車道を超える辺りまで菅生川沿いに舗装された細い道が続いている。正解である😊。

 再び県道411号線に合流して右に見える「莇野運動広場」からは徐々に勾配がきつくなってくる。短い距離の「文徳トンネル」を抜けると「明神湖」を形成している「菅生ダム」に出会う。ダムカードをもらうべく堰堤を渡り、事務所を訪れるがあいにく職員は出払っており残念ながらカードをもらうことができなかった😫。そのまま明神湖の東側の日陰となっている管理道を走行する。この道はやはり裏明神山コース1登山明神山北方稜線コース5登山で何度か訪れたことのある道である。その時はいずれも秋口で無かったため、もみじの紅葉を意識したことが無かったが今日、走ってみると湖岸沿いに見事な紅葉🍁が2Kmほどずーっと続いている。丁度、紅葉に差し掛かった頃合いで良いタイミングで来たものである。紅葉を多いに楽しみながらゆっくりと走行していく。午後からであれば日が差し込んでもっと紅葉映えがするのだろう。

 もう一度、県道411号線に合流して更に菅生川沿いに登っていくが小畑分校跡を通る過ぎた辺りで右に急な坂道があるなと思いながら直進的な道を登っていく。やがてふとGPSルートを見ると先ほどの分岐で右折しないといけないことが判明。往復2Kmのロス。ここまで合計4Km程の坂道をロスしたことになる🤣。

 気を取り直して分岐まで戻り、嫌いな急坂を登っていく。平均勾配7~8%、最大勾配15%の登りである。山林の中、車が1台が通れるほどの道を黙々と登っていく。やがて左側に小屋が現れ、その中に地蔵さんが祭られている。地蔵さんがあるということはここがかつての典型的な峠越えの道であり、直ぐ先にある「小畑隧道」の上の方に踏み跡が続いている。菅生川側の「小畑」と夢前川側の「寺河内」を結ぶ峠道である。

 その「小畑隧道」の手前の切り通しから塩ビパイプで「地蔵の水」の水が湧き出している。ここまで水を飲んでいなかったのでこの湧水でのどを潤す。かつての峠越えの村人達はここで水を飲み、休息している様子が目に浮かぶ。隧道を抜けると当然、下り坂で長いワインディング道路が続いている。快適であるがスピードが出るうえ、路面には枯れ葉、枝などが落ちているので慎重に。リムが熱くなるのを避けるため途中で暫しの休憩を取る。この長い坂を登ることを考えると今回の時計回りのコースは正解である。

 下りきった所で大きくUターンして一旦、南下して支流合流点から県道504号線で北上して雪彦山登山口を目指す。ここからの道は緩やかな登りで左側の渓流には澄んだ水がさらさらと流れていて気持ちが良い。なじみのある風景となり、やがて雪彦山登山口に到着。日本三彦山の一つだけに近畿圏ナンバーの車も駐車している。

 ここで折り返して、後は夢前川沿いに県道67号線で下って行くばかりである。時々、得意技の裏道に入りながら中国自動車道手前の旧道沿道で遅めの昼食をとり、中国自動車道を超えた辺りからほぼ直進的な田んぼ道を走行していく。その後、車の通行が少ない夢前川の左岸沿いに走り、背後に置塩山城、巨木の大銀杏や椋木がある「櫃蔵(ひつくら)神社」や「ヤマサ蒲鉾」、蒸気機関車(C57形の5号機)が展示されている「御立(みたち)公園」に立ち寄りながら夢前川サイクリング道に入り、淡々と車まで戻っていく。本日は良い天気🌞で風も無く汗もかかず快適なサイクリングであった😊。もう一つの収穫は明神湖の奇麗なもみじの紅葉が見られたことである。

 走行距離は約76Km 2024年11月14日走行 往きはは約3時間45分、復りは約3時間の自転車旅であった。

 3Dでコースを見る

 地図の右上で「RWGPS」を「MAP」などに変えるとより分かり易い表示になります。

夢前川右岸の河川敷を出発→ 明神山が見え出した→
菅生川左岸のサイクリング道?→ 文徳トンネル →
菅生ダムに到着→ 菅生ダム下流側の絶壁→
もみじの紅葉並木が始まる→ 明神湖沿い→ 
明神湖沿い→ 明神湖沿い→
明神湖の紅葉風景(少し長い4分間のビデオ)→
県道411号線沿いにも紅葉が→ 小畑峠にある地蔵さん祠→
小畑隧道手前にある地蔵の水→ 小畑隧道→
雪彦山へ→ 雪彦山への川沿いの道ー→
紅葉の向こうに雪彦山が見えてくる→ 雪彦山登山口→
櫃蔵神社→ 蒸気機関車(C57形の5号機)@御立公園

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