北海道帯広市 帯広平原(十勝平野)サイクリング 

29日

 道東の山に登りに来たのだが折角なので登山後にサイクリングをすることにする。27日の釧路湿原の夢ロード、28日の十勝川沿いサイクリングに引き続き、連泊して帯広市でサイクリング。

 地図の右上で「RWGPS」を「MAP」などに変えるとより分かり易い表示になります。

往路

 「とかっちゃ」で宵越しにレンタルしていたので朝の7時から出かけてサイクリングロード「トカプチ400」の一部である帯広駅の南側に向かって十勝空港までを走行する。当初は北方面の「糠平湖」までのつもりでいたが200Kmもありそうなので諦める。

 今日も朝から暑い日差しの中、まずは帯広駅から7時過ぎにまだ人通りの少ない裏道を利用して南を目指してスタート。国道236号線に入るが国道は味気ないので左側に見える札内川(さつないがわ)の土手を走ろうと左に折れるがなかなか土手に上がる道が無い。しばらくうろつきようやく右岸の土手上に乗ることができた。しばらくは快適に走っていたが愛国大橋に来るとその先は地道となっていたので仕方無いのでこの橋で右岸にわたる。この調子だと右岸土手もどうなっているか分からないためそのまま走っていくと幸福駅の案内があるので右折する。

 ここからは道道109号線で田園を突き切るように白樺並木沿いに直線的な道が果てしなく続いている。道の両側はこれまた広大な農地が広がっている。これぞ十勝平野の風景で満足。防風林はあちこちで見かける。このような広い大地が広がっていれば必要不可欠だろう。単調な直進的な道が続くので最初は感激していたのだが行けども行けども同じ風景なのでだんだん慣れてきてしまいには飽きてくる。大きくの字に曲がると帯広空港の案内が出てくるので大阪伊丹空港のように間近に飛行機の離発着が見られるかと思い、滑走路の端末に行く。しかし時刻表を確認するとまだ1時間ほど待たないといけないので諦めて幸福駅に向かう。

 道道1157号線で高速道路「幸福IC」横を抜けていくと今まで店を全く見かけなかったが幸福駅近くで「ドンマメ」の看板が上がっていたので何かと思い農家を訪ねてお爺さんから購入。見るとトウモロコシのポン菓子である。おいしいが普通にポン菓子である。この後、度々腹ごなしに食する。すぐに鐘が設置されたモニュメントの先の廃線跡に幸福駅がある。横の売店で定番の幸福ゆきの切符キーホルダーを購入。国道236号線で道の駅「なかさつない」まで足を延ばし、ここで終点とする。横のマックスバリューでアイスクリームと炭酸で疲れを癒す。途中、食事処が在ってもかなりルートを外れなくてはならないので自転車の場合閉口する。

札内川に行きたいのに行けない→ 愛国大橋で札内川を渡る→
欄干は麦とトウモロコシの柄→ 雄大な白樺並木の道道109号線の直線道路→
広大な刈り取りが終わった麦畑→ 広大なじゃがいも畑→
広々とした田園地帯→
何処までも続く道路と畑→ 帯広空港で離着陸を見るために→
幸福駅モニュメント→
幸福駅→ 幸福駅→
愛国から幸福ゆき切符→ 道の駅 なかさつない→

復路

 復路は幹線道路を避け(これだから食事処に寄れない)、白樺並木があるというルートで帯広駅まで帰ることにする。まずは道の駅「なかさつない」から道道55号線で西に向かい「札内川」を渡り、更に「戸蔦別川(とったべつがわ」を渡ると直ぐに右に折れて北上する。白樺並木が続く「札内川」左岸沿いの道は直線的で先が見えない。ここも日差しに耐えながら黙々とペダルをこいでいく。

 行けども行けども道は真っすぐに続いている。話し相手もいないこともあり、いい加減にしてくれよと思うようになる。帯広川西ICを通過すると広い構内の帯広畜産大学となる。ここで映画「銀の匙」のロケ地と表示されている。途中、十勝監獄用地を公園にした「緑ヶ丘公園」に立ち寄るが「おびひろ動物園」や「帯広百年記念館」など色々な施設があり、憩いの場所である。帯広駅に到着後、一風呂浴びてビールを飲んでから居酒屋に駆け込み飲み放題を頼む。すっかり日焼けしてしまった。本日の最高気温 30.5℃。

直進の白樺並木で北に向かう→
名前の無い道路→ 国道38号線→
大型農機具→ 帯広畜産大学の放牧馬→
白樺並木の帯広畜産大学校内→ 帯広動物園→

その他

 
夜は帯広の居酒屋で一人慰労会→  ビール飲み放題とイカゴロ炒めなど

北海道サイクリング 27日 28日 30日 31日

サイクリングコースに戻る  自転車の部屋に戻る  趣味に戻る