31日
道東の山に登りに来たのだが折角なので登山後にサイクリングをすることにする。27日は釧路市で、28日、29日は帯広市で、30日は石狩湾サイクリングして早朝7時から豊平川のサイクリングロードの左、右岸を走行する。本日の札幌は晴天で昨日より暑そう。
地図の右上で「RWGPS」を「MAP」などに変えるとより分かり易い表示になります。
宵越しのレンタルのため自転車はホテルの部屋に持ち込んでいたのでホテルでの朝食を終えてから7時頃に札幌駅の南側を流れる「滝野上野幌自転車道路」(豊平川サイクリングロード)に向かう。晴天で今日も暑くなりそう。
豊平橋の横にある階段で豊平川の左岸河川敷に降りる。流石に都会の近くにあり、土曜日であるためすでに多くのランナーが走っている。犬の散歩も多い。広々とした河川敷であるが川からは少し異臭がする。都会の中の川なので仕方ないか。少し向かい風の中、まずは上流を目指していくがまだ風は涼しい。あちこちの河川敷野球場では子供達が早朝練習している。
順調に河川敷を走っていくが山鼻橋を過ぎると前を走っていた人がその先の小橋で左に曲がって対岸に移っていく。その人について曲がるが途中で見失うのでそのまま右岸を走っていくとサイクリングロードは続いているがどうも様子が違う。現在位置を確認すると豊平川の支流に入り込んでいる。全く疑うことも無しに来てしまった。少し迷いながらも再度豊平川の左岸に入ることができた。
更に豊平川上流にサイクリング道は続いているようだが「藻岩上の橋」で豊平川を渡り、真駒内川沿いに走行してこんもりとした木々の中の真駒内公園に到着。公園内をちょろっと回って真駒内川から豊平川右岸に移る。ここからは「豊平川サイクリング園路」と名称が変わる。
色々な橋を眺めながら行くと水穂大橋手前で河川敷は工事のため通行止めとなっているため豊水大橋で左岸に移る。この先は「真駒内茨戸東雁来自転車道」で昨日走った石狩川の左岸に至るのだがこう暑くてはかなわないので当日のレンタル代が無駄になるがサイクリングを止めることにする。
左岸河川敷を上流に向かって帰路に就く。途中、サッポロビールファクトリー、時計台、さっぽろテレビ塔などを少し回ってみるが、さっぽろテレビ塔の西側ではたくさんの国旗が掲げられて周りでは多くの方が準備に走り回っている。東京オリンピックのマラソン競技のスタート、ゴール地点の様だ。自転車を返しに行った後、予約していた飛行機便までには大分時間があるので一つ早い便に予約変更する。札幌駅前のヨドバシカメラ店で火照った体を冷やし、ホテルで荷物を受け取った後、JRエアポートで新千歳空港に向かう。空港内はあちこちにオリンピックロゴを見かける。山登りとサイクリングで10日間滞在した北海道を離れる。
豊平橋→ | 高層ビルの中の豊平川の左岸河川敷→ |
幌平橋付近では道が3本→ | 山鼻橋→ |
真駒内アイスアリーナ→ | 真駒内川沿いで豊平川右岸に移る→ |
ミュンヘン大橋→ | 南二十二條大橋→ |
水穂大橋→ | 工事で通行止めとなる→ |
サッポロビールファクトリー→ | さっぽろテレビ塔→ |
オリンピックマラソン会場→ | 市内で見つけた自転車タクシー→ |
その他
札幌駅南口→ | オリンピックロゴ 新千歳空港受付→ |
新千歳空港→ | |
津軽海峡→ | 関西国際空港に到着→ |
北海道サイクリング総括
今回、北海道5日間のサイクリングでは思ったことは
北海道は一人でサイクリングするものではないということである。始めはその雄大な景色に感動したものであるが延々と真っすぐな道を走っているうちに変化の無い景色にだんだんと退屈になってくる。そうすると会話が欲しくなるがその相手が居ない。つまり黙々とペダルを踏むだけなのである。日ごろの喧騒から逃れたい人にはちょうどいいかもしれない。