北海道帯広市 十勝川沿いサイクリング 

27日
 道東の山に登りに来たのだが折角なので登山後にサイクリングをすることにする。27日に釧路市で「釧路湿原の夢ロード」をサイクリングして夕方に帯広までJR特急「おおぞら10号」(16:12〜17:47)で移動。しかし帯広でも夕方からしとしと雨で明日の天気が心配。

 夕食はいくら丼を食べに外出。帰りには、あいにくの雨の中、ばんえい競馬を引退した競走馬が引く2階建ての「馬車BAR」を見かける。その後、近くにあった長崎屋のショッピングモールで鮭とばを土産に買う。

夕方にJR特急おおぞら12号で帯広駅へ 夕食のいくら丼
小雨降る中、2階建ての馬車BAR 鮭とば 1080円/380g

 地図の右上で「RWGPS」を「MAP」などに変えるとより分かり易い表示になります。

28日

往路
 早朝は曇っているが雨は降っていない。一安心。本日はサイクリングロード「トカプチ400」の一部である十勝川沿いを走行する。帯広駅前にあるレンタルサイクル「とかっちゃ」でロードバイクを借りる。「とかっちゃ」は、帯広観光コンベンション協会レンタサイクル「おびりん」とエコバスセンター「りくるレンタサイクル」の愛称である。ここには色々な自転車があり、ミニベロ、クロス、ロード、MTB及び電動クロスバイクまで多種にわたり準備されている。

 レンタルの手続きを済ませてロードバイクで10時に出発。まずは「十勝川」を目指して北上して「十勝大橋」を渡り、すぐに十勝川支流の「おとふけ川」を渡る。思わず「おとふけ川」の土手の方に行ってしまいそうになる。しばらくは十勝川左岸沿いの道道498号線から73号線で十勝川沿いに東進する。十勝川の土手上を走りたいと思いながらも様子がよく分からないので時々支流の土手道を走ったりするので「トカプチ400」で案内されている一般道を走っていく。一般道のため小さなアップダウンが結構ある。天気は徐々に良くなってきて日差しも出てきた。

 「十勝が丘展望台」の案内を見かけたので立ち寄ることにする。きつい坂を登りきると眼下には悠々と流れる十勝川と十勝川温泉街、広大な十勝平野、そして遥か遠方には日高山脈の山なみが一望でき、夕陽の美しいスポットでもあるらしい。普段はあまり水を飲まないのであるが暑さのために500mlの水が底をついてくる。下にある「十勝川温泉」の「十勝が丘公園で」水を補給して頭を水で冷やした後、セイコーマートでアイスクリームで胃を冷やす。

 次に「千代田堰堤」に立ち寄る。十勝川をせき止め水田灌漑用に作られてその規模は北海道随一と言われ、無数の秋鮭が遡上する。池田町に入り、根室本線を渡り、利別川を渡ると道は南進する。池田町の文化施設には屋外ーリング場が設置されている。この辺りからは麦やジャガイモ、蕎麦などの広々した耕作敷地が両側に見え出す。さすが北海道ならではの景色である。

 道道73号線はアップダウンが多く、暑い中では体力的にきついので十勝川側に移動して道道882号線に入る。幸いこの道は全くの平坦路であるが信号機の無い直進道路が果てしなく続き、ペダルを踏んでも踏んでも先が見えないことと変化の無い景色にいい加減、退屈してくる。また道端には店も自販機も全く見かけない。ホテルのバイキングの朝食時に掠め取ったおにぎりや持参したお菓子で空腹を満たす。水も残り少なってくる。ようやく曲がり角となり、豊頃町に入るとガソリンスタンドを見かける。ここの自販機でようやく飲み物にありつけた。またスタンドの人にお願いして空になったペットボトルに水を入れて貰う。これで一安心。

 十勝川の土手に到着して左岸を走行していくと河川敷に2本の大きな木が見えてくる。樹齢150年の「ハルニレの木」である。見学後、ここから左岸を太平洋まで走るつもりいたのだが向かい風が相当きつく10Km/時程度まで速度が落ちてしまったので海岸まで後、7Kmの所でくたびれてしまい帰りのことを考え断念することにする。

帯広駅前を出発 26℃/8時40分→ 十勝大橋で十勝川を渡る→
十勝川の土手に入る→ 次に支流のおとふけ川を渡る→
十勝が丘展望台から十勝平野を眺める→ 十勝が丘公園→
二段の千代田堰堤→ 十勝ワインブドウ園→
利別川を渡る→ 池田町の複合施設にあるカーリング場→
広大な麦畑→ 広大なジャガイモ畑が広がる→
果てなしく続く道道882号線→ 十勝川の左岸道路→
2本の樹齢150年のハルニレの木→ 遥かに続く十勝川の左岸道路→

復路

 復路は「茂岩橋(もいわばし)」まで戻り、十勝川を渡り右に折れ右岸側を走行する。ここでも道なりに進んでいくと「牛首別川」の土手に入ってしまう。引き返し国道38号線を北上して釧路川の土手を走行するがダートとなり仕方ないので元の38号線でしばらく走っていくが幹線道路のため十勝川の土手を走りたいと思うが中々それらしき道が無い。やっと適当な地道で土手まで上がり、広々とした土手舗装路を北上していく。左右には広大なトウモロコシ畑である。対岸の左岸が見えないほど十勝川が広い。やがて根室本線と交差する辺りになると道は途切れて国道38号線に戻る。

 少し38号線を走り、幕別駅付近で再び十勝川に近づき、直線的なローカル道を走行して町中に入るとまたセイコーマートで炭酸とアイスクリームで胃を冷やしてから釧路駅に到着。自転車は宵越しに借りていたのでそのままホテルにチェックイン。本日の最高気温 31℃。

茂岩橋で十勝川の右岸へ→ 対岸の左岸が見えない→
広々とした釧路川の右岸土手道→ 国道38号線で帰路に

北海道サイクリング 27日 29日 30日 31日

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